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IT導入後に課題あり

IT導入ポジティブな効果

生産性の向上:新しいシステムを導入することで、作業の自動化やデータの共有化などが可能になり、業務の効率化が図られます。これにより、生産性の向上が期待できます。

  1. データの正確性:システムを使うことで、業務に必要なデータが正確かつ迅速に入手できるようになります。手作業によるヒューマンエラーが減り、データの品質が向上するため、意思決定の質も向上します。

  2. 顧客サービスの向上:IT化によって、顧客とのコミュニケーションが容易になります。顧客が問い合わせたり、注文したりするためのオンラインシステムを導入することで、迅速かつ正確な対応が可能になり、顧客満足度が向上します。

  3. コスト削減:IT化によって、業務プロセスの自動化や、紙文書の削減などが可能になります。これにより、業務コストを削減することができます。

  4. ビジネスの拡大:IT化によって、業務プロセスの効率化や顧客サービスの向上が図られるため、ビジネスの拡大につながる可能性があります。

これらのポジティブな効果は、適切なプロジェクト管理とコミュニケーション戦略を実施することで、より高い効果を発揮することができます。

IT導入ネガティブな事項

技術的な問題:新しいシステムを導入すると、技術的な問題が発生する可能性があります。例えば、システムが遅い、互換性の問題がある、セキュリティ上のリスクがあるなどです。

  1. トレーニングの問題:新しいシステムを使うために、スタッフのトレーニングが必要になります。トレーニングに時間や費用がかかる場合があります。

  2. プロセスの変更:新しいシステムを導入することで、業務プロセスが変更される可能性があります。変更がスムーズに行われない場合、業務の遅延やミスが生じる可能性があります。

  3. コストの増加:IT化導入には、システムの導入費用、メンテナンス費用、アップグレード費用などが必要です。これらの費用が予算を超過する場合があります。

  4. ユーザーの反応:新しいシステムを使い始める前に、ユーザーからのフィードバックを収集する必要があります。ユーザーが新しいシステムに適応するまでに時間がかかる場合があります。

これらの課題は、適切なプロジェクト管理とコミュニケーション戦略を実施することで、軽減できる場合があります。また、IT化導入に伴う課題は必ずしもネガティブなものばかりではなく、業務プロセスの改善や効率化につながることもあります。

IT導入企業の7割が、導入後に課題あり


IT導入後の課題

弊社のIT導入後の問題として

弊社が一番心配していいるのは、  

  • 分相応なシステムを導入していませんか?(システムの機能を全て使用していますか?)

  • システム運用に手を焼いていませんか?(膨大な手間とムダを生んでいませんか?)
    →データ入力の為に従業員を増やしたとか?(コスト高)

  • システムに蓄積された累積された情報(入力データ)を経営分析などを効果的に使用していますか?
    → 例えば、受注データを分析して受注予測を行い在庫率の軽減、棚卸時間の軽減など

  • 社員マスターは、一つですか?

  • どんなに優れたシステムも、入力(登録)作業が面倒では十分に活用できない。

  • まさか、使うのをやめたとか?

・・・など
老婆心ながら心配しています。
ITシステムを導入したからには、そのシステムの機能を100%使用しなければ意味が無いのは誰でもわかることですが、なかなか、使い切れていないのが、現状のようです。(システムといわず、ワード(WORD)、エクセル(EXCEL)において機能を100%使い切れていない、参考本の散乱)

これで良いと考えて導入したコンピュータシステムは、5年間ぐらいで必ず不具合が生じてきます、なぜなら、会社は成長していきます、コンピュータシステムも機能の変更修正は必ず発生します。ポストコロナ・ウィズコロナの時代の経済社会の変化に対応したコンピュータシステムの再構築する必要性が発生している企業も少なくありません。 現在はIT導入補助金制度などもありますので検討の余地があります。コンピュータシステムの不具合を、そのまま使用続けることは工数時間の無駄が発生します。

課題となる点は受注先お仕着せのシステム

製造業おいては、受注を受けるために受注先お仕着せのシステム(Web受注システムなど)を使用していませんか、これらのシステムのデータを自社システムに使用できていますでしょうか?cvsファイル利用してEXCELデータとして再利用することも可能です。

基幹系・業務系システムの弱点

汎用基幹系・業務系システムの導入にあたってはある程度のカスタマイズを行ったとしても、機能は充分であっても、帳票出力においては、最大公約数的に作成されているために、コンパクトな情報元となり得かったり、必要とする項目がかけていたりします。
例えば、生産管理においてどのような企業においてもシステム的には満足をするが、いざ、該当帳票を作成してみると、自社に必要な情報(項目)が欠落していたり、用紙(A4、A5のこと)が異なっていたり、等です、通常はカスタマイズと称して有償で変更は行われますが、帳票類を全てカスタマイズすると導入価格が高くなります。

「IT活用実態調査」報告書 2021年2月

どうしたらよいのか?

毎日発生する情報を如何にして、整理し、加工し、発信(内部・外部)できる情報処理を構築し、その結果IT(パソコンなど)を利用し、業務の省力化を行い、効率的な業務処理を確立することがシステム構築といえます。
【情報は清流のごとく、よどみなく、流す】:業務の業務プロセスを把握⇒業務の見える化を考えましょう。

IT導入時の取り組み

図―2

「IT活用実態調査」報告書 2021年2月25日 東京商工会議所 中小企業のデジタルシフト推進委員会を見ると
◆IT活用の導入時における取り組みはIT活用のレベルに関わらず、「社内で業務プロセスを把握」(=業務の見える化)が最多であった。


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