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ゼレンスキー大統領、国会演説

みなさん、こんばんは。
本日はゼレンスキー大統領の国会演説がありました。
私は仕事でリアルタイムでは見ることができなかったので、Youtubeでノーカット版を見ました。

ウクライナ語は文法が長くて同時通訳が難しいという話は聞いていたのですが、同時通訳者の方は頑張っていたのではないでしょうか。
全文の文字起こしなどでもう一度、語っていた内容をみる機会が欲しいなとは思いました。

他国ですでに行った演説に比べると琴線に触れる言葉はありませんでしたが、日本の国会で他国の元首がこのようにオンライン形式で演説することは初のことだったのですね。

この国会演説にも異を唱えている評論家がいました。
しかも戦争当事者の一方が行うことを問題視した言説でしたが、そもそもその方は今のウクライナでの戦争が国連憲章にも違反した、ロシアによる一方的な侵略行為によってもたらされたものでウクライナは防衛のために戦っているわけですから、同等に扱うのがそもそもおかしいのですが、どうやらそのことが分かっていないようです。

例えるなら、ジャイアンに一方的に叩きのめされているのび太くんが身を守るために震えながらなんとか立ち向かっている状態です。
彼我戦力差はすでに報道されている通りでロシア軍のほうが圧倒的な軍事力を持っています。

あまつさえ核兵器の使用もチラつかせていますし、ここにきて生物兵器、毒ガスなどの使用も計画しているという話が出てきています。
これでABC兵器すべてを使うぞとさらなる脅しをしてきています。
ちなみにC兵器の中には焼夷弾も含まれますが、すでに殺傷力の強い類似の兵器を使っています。

現在でも無差別に一般市民を標的にした残忍な攻撃をしており、西側諸国も直接的にそれを止める術がありません。
後方支援をし、祈ることと経済的な制裁をすることしかできないという歯がゆい状況が続いています。

一日も早くこの蛮行が終わるようにできる限りのことを世界各国の政治家には務めてほしいです。
また、これ以上の蛮行であるABC兵器使用をさせないような取り組みも。

先程、インドネシアが年内に開催する予定のG20に参加するとプーチンが意思表明したそうですが、いったいどの面を下げて出てくるのかと怒りを覚えます。
少なくとも蛮行を継続し続けている状態での参加など認めるべきではありません。

ロシアはこの侵略戦争で得る果実は失うものの方が大きいです。
しかも長期的にです。

イギリス議会で行った演説の全文も載せておきます。

また、イギリス以外のさまざまな国で行った演説のまとめ記事です。

24日にベルギーで開催されるG7でロシアの暴挙を止める新たな制裁が出されることを期待しています。

外圧だけでは止められないように思うので、ロシア国内からも新しい動きが出てくることを願いますが、言論統制とプロパガンダを強めているので厳しいところです。
しかし、ロシア人たちの懸命な善意が実を結ぶことを願います。

軍事作戦指示が63%、支持しないが7%。
これが中立的な調査機関が調査したロシアの世論です。
残念ながらロシア政府のプロバガンダは成功しています。
ただ世代によって指示している人たちも分断されています。
40代以上は70%、18〜24歳は35%という形でSNSなどネットを活用している世代は指示が低い傾向にあります。

この世論が変われば侵略行為をやめる可能性はまだあるとも言えるので、良い方向に向かってほしいと思います。

ウクライナに栄光あれ!

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