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サンプルライブラリの質を買う前に可能な限り見極める方法

いの一番にやるべきこと

どこを探しても重要なことは恐らく99%以上英語でしか書かれていませんし語られていないため、まずは何とかして英語で情報を得る手段(Chromeの翻訳やYouTubeの字幕等)を用意して下さい。

・メーカーサイトの商品ページを見る
・公式のティザー、トレイラーを見る
・公式のWalkthrough動画を見る
・VI-CONTROL、Gearslutz、KVR等やメーカーのフォーラムを見る
・既に購入したユーザーが上げたデモに質問を送る

このあたりは非常に有益な情報が得られるので、特に上の3つは是非やって下さい。デモはどうとでも作れてしまう上どこまでがその製品か判断出来ないケースが多いため実はあまりあてになりません。デモを聴くとしたら粗が目立ちやすいレガートと、後で加工できないショートノートの鋭さをチェックするのがいいと思います。

逆に控えた方がいいこと

どんな環境、スタイルで制作しているか分からない人のSNS等での意見を参考にするのは危険です。サンプルの扱いやサンプルに求めるものは千差万別です。

・それまでどんな機材をどう使ってきた人が
・どんな用途で新しい機材を導入して
・どう使おうとしてどう思ったのか

という背景の語られない「良い、悪い」といったシンプルで強い情報は、時として有効ですがリスクも大きいです。勿論、質問してその辺りを引き出せるならとても意味があると思います。

情報収集の際注目すべきこと

この先では注目すべき5つのポイントと、それらに着目することで何が見えてくるか、何故気にしなければならないのか、またそうしたアクティブな情報収集を繰り返すことで普段作る音楽にどんな良い影響が出るのかが説明されています。

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