見出し画像

2023年度 経過記録@骨折

初めの骨折に伴い、手術や骨折の治療、車椅子、松葉杖など多くのことを経験した。当事者にならないと分からないことが数多くあり、また、自分の体なので、医師による治療以外のコントロールや経過観察がし易かったこともあり、今後の参考になればと、記憶があるうちに記録を残したいと思ってはいるものの、なかなか進まずにここまで来てしまった。
取り急ぎ、ざっくりとした時間経過のみを先に書き出し、後で情報を書き足していくこととする。半端な情報だけれども、公開しておくと、書き上げざるを得ない、と追い込めるので、お目汚し失礼、と思いつつ書き始める。

心底良い経験だったと思っているが、精神的に辛かった一面があるのも事実なので、書きながら落ち込まないために、初とか祝とつけながら記載を始めていく(1月26日)


2023年9月22日 初骨折(?)

昨日は友達と急遽夜ご飯へ。
昼には日吉に到着したいのと、極力高速道路の割引を利用したいこともあり、夜中3時に目覚ましをかけ、寝坊して4時。荷物の運び入れなどは済んでおらず、やばいやばい、急げ急げと思いながら、小雨ふる中車に荷物を運び入れる。あとで写真入れ込む。
思い切り滑って、駐車場の台の間に足突っ込んだ。どうやって入ったの?ってぐらいの隙間。。。

これまでも何度か捻挫してきているので(本当にこの駐車場苦手)、今回も捻挫でありますようにと思いながら、湿布をはり、保冷剤を乗っけてそのまま出発。何か嫌な感じを拭いきれないまま、様子を見ている時間的余裕がないので、とりあえず京都に向かう方針は変えず。
〜6時 守谷SAで、足を上げた状態で休息するも、あまり状況変わらず。腫れてるし痛い。ここでだか、次の港北パーキングエリアだかでロキソニン服用。
9時  港北パーキングエリアで休息。腫れて足パンパン。ここまで来る間にも、行っていい状況なのか不安があり、何度も帰ろうかどうしようか迷いつつここまでくる。

単純な軽度捻挫ならここまで腫れないし、そもそも6時間以上経ってるなら腫れ引き始めるよね。。と思いつつ。

トイレや、冷却のための氷を手に入れたくて、途中のSAで降りるも、とてもじゃないが歩けない。なんとか、なんとか、一歩ずつ引きずるように歩く。痛みで血の気引くわ・・・。

京都東で高速降りて、山科のドラッグストアに立ち寄る。歩き出すまでにひとしきり時間がかかった。痛みで歩けないから。店内に入ったらショッピングカートがあったので、それを歩行器がわりに。。。ホワイトテープ、キネシオ、ロキソニンテープを入手。
まぁみぃ先生に、遅れた詫びなど連絡を入れる。歩けないので、歩かなくて済むような場所で落ち合いたい旨も伝えつつ。

ホテルの前にある駐車場は、さすがに到着した8時ごろか???は満杯で、近くの駐車場を探すも、200mぐらい離れているところが最も近かった。
死ぬ思いでホテルまで歩き、1階のめちゃくちゃ奥にある製氷器で氷を入手して、部屋に入る。歩かせないで欲しかった、と思いつつも、フロントも人がいないのだろう。
兎に角、ケアして、足あげて、アイシングして、服薬して、まぁみぃに無理な旨連絡。次の日は朝から武田薬品工業の薬用植物園の公開見学に行く予定だったが、どう考えても難しかったので、メールで謝罪とキャンセルの連絡。

9月23日 朝7時
引くどころかポンポコリンである。ロキソニンSを服用。

ドラえもんですか?ってぐらい丸く腫れてる。


湿布して、テーピングで固めて、足底アーチ(縦横ともに)作る。ストッキングを履いて、滑りを良くして、途中のSAで買ったふわふわサンダルを履く。サンダルの弾性硬貨で車まで開く間もそんなに腫れず。
駐車場まで歩くも、現金、それも千円札または硬貨のみ。そもそも財布の中の現金が殆どなく、、、ビニール傘を杖代わりにし近くのコンビニまで歩くが、これも片道200m超え。停めた駐車場の10m先にクレジットカード払い可能な駐車場あった・・・・。どこまでもこの件ではついてない、無理をしたのだなと、ちょっと絶望した。
無事に駐車場の支払いを済ませ、腫れていないうちにとスニーカーに履き替えて、紐で締め上げて圧迫。
1時間程度で八百三が開く時間。ホテルからめちゃ近いのでとりあえず、味噌だけは買って帰ろうと向かう。目の前の駐車場がちょうど空いてて、停められた。土日祝は開店時間が1時間遅いのだが、それまで待って、無事購入できた。白味噌、赤味噌もゲット。コンビニで飲み物なども購入済みだし、高速に乗りさえすればSAはトイレのみで済む。
山科の9号線沿いのガススタでガソリン入れて、トイレ行って、そのまま京都東から帰路に着く。悔しー!
17時ごろ途中のSAでロキソニンS服用。
19時半に帰宅。

靴紐で締め上げて圧迫してたからか、朝よりも腫れは少ない。

9月23日 初シーネ

土曜日に診察をしている整形外科を探すと、足の専門医を持ったうえの整形外科がヒット。迷わずそこを受診。
「オペが必要だねぇ、筑波メディカルセンターか、筑波記念かどっちがいい?」筑波メディカルセンターは正直良い印象がないので、記念病院が良かったが、仕事と同僚からのサポートを考えると職場から近いメディカルの方がメリットが大きい。そんな理由で、メディカル宛に紹介状を書いてもらった。そしてシーネで固定。松葉杖を借りる。。。とはいえ、一人じゃどうにもなんともできないので、YちゃんにSOSメッセージを送ったら、来てくれた。夫のFPさんも調子悪かったのに行ってこいと言ってくれて、有り難う、有り難う、有り難う。途中、飲み物やレトルトの類を無印で買ってきてもらい、そのまま家まで。
もっと状況が改善するかと期待していたが、そうはならなかった。一人では生活が何も立ちいかないので、兎に角、次の日に入院できる方向に考えを巡らす。火曜日の先生の方が、足を診てもらうには良さそうだけど、、、、などなど、色々と悩ましい。そして、すぐにメディカルを受診しそのまま入院しても良いように、介護タクシーを探す。つくばやこの周辺って介護タクシーないんだなぁ。。。2件問い合わせるも、返信があったのは1件のみ。

9月25日 初介護タクシー利用

つくば介護タクシー https://tsukuba-taxi.com/
こちらの社長さんが介護士さんでもあり、当日お世話になったのだが、とても良い方で、問い合わせのメールを見てこれは大変困ってると思い、他のご予約など調整してお仕事を受けてくれていたそう。玄関先まで車椅子で迎えにきてもらい、家に帰らないぞ、入院するぞ!と意気込みと荷物を抱えて、あのクソみたいなスロープを二人しておっかない思いをしながら降りて、車に乗り移動。受付時間に余裕で着くはずだったのだが、どうも筑波大のイベント(卒業式?)があったせいで、西大通りが激混み大渋滞。そろそろ時間的にヤバくなってきたタイミングで、渋滞を抜け出し、平塚線まで上がって、東大通りから大回りして病院に到着。本当にギリギリだった。途中で病院の車椅子に乗り換え、受付、外来までの移動を済ませたが、介護タクシーさんのお陰でとても助かった。もし、帰りに必要であれば電話をしていいとおっしゃってくださって、どれだけ救われたことか。

外来では、整復と手術を提案された。💢お前、単純な骨折ちゃうぞこれ。それも2本隣り合わせで!💢、と心の中で悪態をついたのは内緒(整復治療を否定したわけではなく、目の前にいる人の技量を疑った)。結局、術後にレントゲンで確認するも、全く変化が見られず。そりゃそうだろう、、、。
このまま家に帰されても生活できなくてとても困るので、千と千尋の千尋が油婆にここで働かせてください!と言った時をイメージしつつ、「入院させてください!」と押し切って、そのまま入院した。有り難う、助かりました。
この時、オペは局麻か全麻かと聞かれたので、局麻でお願いしますと。
局麻で済むなら、局麻しかないでしょう。前処置も、後の気分悪くなったりするのも絶対嫌。どうやって手術するのか知りたいのもあるけど、同様に見ておきたい。(不信感)。

25日 初車椅子生活突入

4S病棟に入院。Nsステーションの真裏の4人部屋。前のベッドには、原因不明の強い吐き気の人。斜め前には、胸背部にひどい帯状疱疹の人。隣は、膝蓋骨骨折の人(+シビアなDM)。
感染症は落ち着いていたが、多くの患者さんが入院されていて、病院全体としてのベッドのやりくりが大変そうだった。常にベッド動かしていたし。
基本、引きこもりなので、それがベッドの上であってもじっとしているのは苦ではない。だが、トイレだけは待ってくれないので、なんとかしなければならなかった。早い時期に、PTさんが車椅子の乗り降りと、血栓防止のための運動の指導に来てくれたので、かなり助かった。しかし、車椅子の操作自体は慣れないので、移動の際に何度も切り返すなどして、リノリウムの床との摩擦でキュルキュル大きな音を立てることになり、周りの方に申し訳なかった。
夜中に何度もトイレ行きたくなったのは、腎虚の症状として考えたら良いんだろうか。骨折による腎気の損傷。骨折が改善するに従い(退院後しばらくは続いたが)、夜間尿は無くなっていった。

28日 初手術、初ドリル・初ワイヤー
   ナースさんたちは病棟もオペ場の方もみなさん優しくて、とても支えられた。手術台が高くて乗っかるのに階段を設置して下さったのだが、かえってこれを使うのが怖くて(骨折してから、段差恐怖症になっていた)。背は低くはないので、立位からお尻を手術台に引っ掛けて一気に乗る方が楽そうだなとは思ったのだけれど、せっかくなので使用。それはそれで、時間はかかったが安心して乗り降りできた。温熱電気マットで包んでくれたので、寒くなくて助かりました。
何神経なのか、大腿後面外則からエコー下で局麻。多分初めてやったのだと思う。神経探すのにすごく時間がかかって、刺すのに時間がかかって、結局目的の神経に麻酔かかってなくて。期待していないって大事だなと思った。
その後、中足指節関節の足底側から透視下でドリルでワイヤーを通す。麻酔が十分に効いてないから痛くて途中で局所に麻酔足してもらった。透視のモニター見たかったけど、目の前に布のついたて立てられて、何も見えず残念だったな。先生たちもボソボソ話すし。なんのための局麻なんだよ!見聞きしたいとは事前に伝えてあったんだけどなぁ(体への負荷を少なくするためであって、見学のためではありません)。
順調に終了し、そのままお部屋に戻って、数時間で麻酔も切れてきた。薬が切れると流石に痛くて、事前にもらっていた痛み止めの薬を飲みつつ、チルトパックをもらって冷やす。冷やしていると痛みも少ない。これが2日ぐらい続いたので、その間、何をする気も起こらなかったというのもあるが、ベッドの上でゴロゴロ。
その後はお利口さんに過ごす。先生に治打撲一方を出して欲しいと言ったら、僕もよく使うと言って直ぐに出してくれた。
ワイヤーが足の裏から出ているため感染のリスクがあり、足の洗浄を毎日行う@ベッドの上。サラヤさんの泡タイプの薬用石鹸で洗って、その後はよく拭いて乾かしたのちに、  でカバー。最初はナースさんにやってもらっていたが、退院後は自分でやらないといけないだろうし、ナース忙しそうだし、男性ナースは忘れて帰るし、色々あって、早々に自分でやらせてもらうことに。毎回石鹸と水(お湯)と、お湯を受ける高分子ポリマー入りのシートは頼んで持ってきてもらうが、それ以外のものはナースがベッドサイドにおきっぱなしにしていったので、割と快適な環境だった。体が硬いので、包帯や、シーネを巻くのに苦労した。
この頃から、ルーチン(消毒、リハビリ、怪我人生活に慣れる)がはっきり決まって日常入院生活が落ち着いてきたので、仕事もしっかりできるように。

2023年10月
?日 初松葉杖 松葉杖おっかない。PTの先生がフィッティングをしてくれて、それをそのまま病院内でも退院後も使うことに。
慣れないし、運動神経が鈍臭いの極みなので、なかなか上手にならず。特に階段が心底恐怖で、後にひっくり返りそうになるし。ゆっくりゆっくり練習。先生が優しくてゆっくりペースにも付き合ってくださるので、プレッシャーを感じることなく練習ができた。@病院という全く障害のない環境でのお話。
7日 祝退院 市川号初乗車
?日 車椅子をお借りして。家でも車椅子生活。
16日 初車椅子de仕事、車椅子de外来。医療センターの自走式車椅子をお借りできる事になった。ありがたい話である。自分の部屋はカーペット敷きにしあるし、テーブルが置かれていて車椅子向きではないので、技官さんのいる部屋で仕事させてもらう。基本的にデータは外付けHDDに入れてあるので、こういう時はやりやすい。

2023年11月
8日 初抜ワイヤー@外来
   一瞬で抜いてくれて、滲出液が出て皮膚とワイヤーがそれで固まっていたので、その部分が引っ剥がされる際の激痛があったが、それ以外はそうでもなく。一気に引き抜かれたので、先生が若くて力があるっていいな、と思った。
17日(多分) 初レインポンチョで松葉杖
中旬 祝 仕事中の車椅子使用を卒業。松葉杖も上手く扱える様になったので、車椅子は卒業した。

2023年12月
10日 初松葉杖でお出かけ withプラジャ・真先生
中旬 祝 家・職場内は松葉杖卒業
下旬 松葉杖をお借りするときに、保証金の様なものを預けたり、借用書を書かないといけなかったらしいのだが、PTの先生なのかナースなのか、その作業を忘れていたみたいで。松葉杖を返しにいった時いそれが発覚した。松葉杖の返却は主治医の許可がいるらしいのだが、そういうのも説明を受けておらず、説明書きも手元にないので、使わなくなったからと勝手に返しにいったのだった。


2024年1月
   祝 通勤、職場内は松葉杖卒業
   祝 術後初・階段を片足一段ずつで登れた
   祝 買い物も松葉杖卒業
   祝 花壇の手入れ 足底板をつけて、できる範囲でではあったが、花壇の手入れをした。根切りショベルでふきの周りに土どめを埋めたり、ヨモギの地上部を切ったり鉢を一箇所にまとめて埋めたり、霜防止に藁をかけたりと、かなりいろんなことをしたし、できた。(写真)
27日 祝 やや凸凹ありの屋外のお出かけ@東京薬科大学植物園  自分のところの花壇の手入れが行えて自信がついたこともあるが、基本的な養生の仕方を確認して学びたいと思い、東京薬科大の植物園を見に。駐車場からの距離も少なくないし、坂や凸凹が多いのだが、無事色々なものを確認できた。やはりここは勉強になる。生姜の仲間が集められたエリアも新設されていた。来るたびに様相が変わっていて、いつもよりよくを目指しているのでこちらも真摯な気持ちになる。
27日 祝 術後初爪先立ちできた 自信もついてきたし、で色々ためし始めたのがこの頃。

2024年2月
14日 病院卒業(リハも含めて。教科書的な一般的な経過としては短くても半年ぐらいはみる様だが4ヶ月半で卒業した。先生面倒くさくて放ったんだろうな。)
15日 足底板卒業。それに伴い介護用シューズ卒業 通常歩行の訓練開始。
20日ごろ 普通の靴で、意識せずに歩くことに慣れてきたので、順調に不具合を自覚できる様になってきた。
それに伴い、積極的なケア開始:ハナさんの扁平足トレーニング(マッサージ、ストレッチ、足底筋トレ(ルルベ)、体幹ストレッチ&トレーニング)、鍼灸(局所)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?