Tomoco.S

伝統医学を生業とする人。 仕事ど真ん中の事は書かない。が、今後ライフワークとして展開し…

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伝統医学を生業とする人。 仕事ど真ん中の事は書かない。が、今後ライフワークとして展開したいアイデアや情報を、へっぽこ日記(Preparation(旧私は何がしたいのか)シリーズ)の間に挟んで記事をアップするつもり。 Keyword:植物、薬膳、多様性、共存、資源利用、環境保全

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最近の記事

ヨモギの勉強が困難すぎる笑

1〜2年前から、ヨモギを学び始めた。 昨年、青森にてオオヨモギ、かもしれない、な株をいくつか採取してきたのだが、そのうちの1つがどうやらそれっぽい。正確に同定するには、キクの専門家にさくば標本を見て確認頂く必要があるそうなのだが、昨年は採取に行った数日後に骨折したので、標本を作り始めて数日後から作業が止まってしまった。そもそも、さくば標本の作り方もよくわからなかったし、必要な重しや備品を準備する時間もないし、うまく作れなかった。そもそも、根が十分に掘り出せなかったし、あんな

    • Préparation【SB-6】落雁の型 その2

      年明けに、改めて合羽橋道具屋街に行く。落雁の型の新品を買うためだ。 Préparation【SB-4】で書いた中古の木型は、やはり気持ち悪いこともあり、なんとかして新品をと思い、お菓子道具の専門店で落雁の木型を取り扱っているとのことだったので、出向いた。 伺ったのはこちらの馬嶋屋菓子道具店さん。とってもいいお店。店員さんもとても親切。 Préparation【SB-4】で書いたのと同じ羽子板型で、一つの木型に複数個の穴が開いているやつが欲しかったのだが、それ自体は店に置いて

      • Préparation【N-5】登録販売者資格取得に向けて

         使いやすい薬膳の実現に向けて、医薬品と、専ら医薬品として使用される成分(動植物)についての区別や法律、問題点などを知る必要があり、ようやく、そのことについて勉強を始める心算ができたというか、気が熟したというか、お尻に火がつくどころか燃え始めたので、実働を始める。性格的に、期限がないとことが進められないので、登録販売者資格を取得することにした。表面を舐める程度の内容とはいえ、資格取得にあたり薬剤成分や作用、法律についての知識を求められるのは大きなメリットである。ついでに、生薬

        • Préparation【N-4】薬用植物 お世話の覚書き

          *トップの写真は、青森で拐かしてきた蓬の鉢から出てきた新芽。青森さんの根が生きていて、そこから伸びてきたものだといいのだけれど。仮に、青森さんの次世代だとしても、土が違うのでどこまで大きくなるかは不明。。。  花壇を耕し始めて2年を超えた。いまだに、土の作り方や世話の方法など、どこから情報を仕入れていいのかよくわからない。人の数だけレシピやメソッド?が存在するのだろうし、用途によっても条件を変えなければいけないのかとも思うし、など。概ねこの辺りを見つけるためには参考情報のn

        ヨモギの勉強が困難すぎる笑

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        記事

          2023年度 経過記録@骨折

          初めの骨折に伴い、手術や骨折の治療、車椅子、松葉杖など多くのことを経験した。当事者にならないと分からないことが数多くあり、また、自分の体なので、医師による治療以外のコントロールや経過観察がし易かったこともあり、今後の参考になればと、記憶があるうちに記録を残したいと思ってはいるものの、なかなか進まずにここまで来てしまった。 取り急ぎ、ざっくりとした時間経過のみを先に書き出し、後で情報を書き足していくこととする。半端な情報だけれども、公開しておくと、書き上げざるを得ない、と追い込

          2023年度 経過記録@骨折

          読書記録@2024

          2023年から記録をつけ始め、さらに公開したことで、体力と気力を読むことに割きやすくなったように思う。20代や30代のように、読みたい本を読みたいときに集中していくらでも読める体力はもうないので、効率よく読むための工夫と努力が必要となる。若い時には理解不可能だった老化という存在は相当厄介な相手であるが、仲良くするしかない。 経済や起業関連の知識を全く身につけられなかったので、2024年はこのジャンルに力をいれる予定。あとは、西洋ハーブ。 ジャンル(分類)は2023年に設定し

          読書記録@2024

          2024お節 覚書き

          言わずもがな全て精進(ヴィーガン)。今年は、御重(プラスチック製の安価なものだが、3段全てに内蓋が付いていて使い易い。数名分向けかな。)も買ってしまった。 薬膳的な趣向を凝らすと、一からレシピを考えないといけないので、おせちとして形になることを優先した。口どりばっかり、焼き物が無い…のでベジハム入れる(入れ忘れた)。 作ったもの叩き牛蒡 (祝い肴) 一の重 一般的なレシピで。茹でる前に叩いた。 黒豆 (祝い肴) 一の重 昔、丹波の黒豆も作ってる農家のお母さんに聞いたレ

          2024お節 覚書き

          Préparation【SB-5】落雁、試作する。

          早速、”食べて健康落雁”を作るための第一回目練習というか試作をした。 すでに商品化されたものに使われていて、且つ、かなり細かく挽かれた粉状のものが手に入り易い材料を選び、シンプルなもの(単味)から試作してみる。 試作に先駆け、先日購入した中古の落雁の木型を洗う。本来洗う物ではないのだろうが、どんな場所に、どんな状態で保管されていたか、渡り歩いてきたのかもわからないので、兎に角洗うことにする。最初は、柔らかい歯ブラシを使って水洗いしたが、どうにも不完全な気がして、本当に、木に

          Préparation【SB-5】落雁、試作する。

          Préparation【SB-4】落雁の型

          9月に足の骨を折ってから全てが停滞してしまっていたわけだが、漸くあれこれと再開できる状況になってきた。 先日、合羽橋道具屋街に出かけたのだが、古い和菓子の型が売られていた。以前から上生用の型は欲しいと思っていたのと、新品だとかなり良いお値段がすることもあり(手入れして使えば長く使えるのでそれこそコスパは悪くないのだろうが、使ったところでものすごく稀な頻度になる人にとってはやはり勇気のいる支出となる)、落雁の型だけどこれも御縁と思い購入することに。 なんて書いてあるのかよく

          Préparation【SB-4】落雁の型

          読書記録@2023

          訪問した/訪問したい植物園のリスト(見える)化をしたところ、予想以上にメリットを感じたので、本についても同様にリスト化することにした。覚えている限りの2023に購入した本と、それ以前に購入したが積読中の、なる早で読みたい本を記録する。漫画などは記録しない。 また、購入図書があった場合は、その都度追加していく。 因みに、トップ写真はコウゾの花。 どう整理するか?が課題であるが、整理下手にとってはなかなかの難題となる。とりあえず、ジャンル別に分けて、その中で読了したものとそうで

          読書記録@2023

          Preparation【SB-3】 琥珀糖レシピ検討

          【SB-2】で書いたように、寒天が高温×強酸で固まらないとなると、どうやれば酸っぱい味の琥珀糖が作れるのか?その課題は解消したい。だって、いろんな味(5味)で作りたいのだもの。 もう少し化学の基礎を調べて効率よくやれば良いのだろうが、とりあえず手持ちのものでお試ししてみたくて(頭悪すぎ)、やってみた。こう言う時、高校化学を真面目にやらなかったことを悔やむ。数学も、英語も、歴史も、国語もだが。うむ。 材料 ① 市販のカボス果汁 https://www.fujijin.co.

          Preparation【SB-3】 琥珀糖レシピ検討

          Préparation【SB-番外編】 琥珀糖 失敗例集積ページ 

          1.粉寒天 粉寒天が、レシピも多く、使いやすい。他には、○○寒天なら同様に使える。間違ってもアガーは使わないこと。 写真は、アガーを使った時の失敗例。ゆるゆるで、いくら乾かしても乾かず、3日乾燥機にかけ続けたらようやく手で持てる程度に表面が固まった。中身はトロトロで、不思議な食感。これはこれで美味しい。 2.p H アガロースは高温時に強い酸(pH 3以下)を加えると、アガロオリゴ糖となり固形化しなくなるとのこと。実際に、ライム汁(200ccほどの寒天溶液に、30ccぐらい

          Préparation【SB-番外編】 琥珀糖 失敗例集積ページ 

          Préparation【SB-2】 バタフライビーと琥珀糖の続き 

          ”初めての琥珀糖作り”はめでたく失敗に終わった。 原因は明らかで、アガーに対し、商品名は違うが中身は同じと誤解し、寒天として使えると思ってしまったことだった。一応事前に確認をしようと、箱裏の説明書き(のみ)を読んだ訳だが、緩く書かれた確認するのに不十分な説明書き「寒天と同じ」を鵜呑みにした。後で確認したら、ちゃうやんけ・・・。よくある初心者の実験失敗。 改めて、然るべき材料を揃え、また失敗してもいいように、量は少なめで、リベンジしたので記録する。 材料 バタフライビーに50

          Préparation【SB-2】 バタフライビーと琥珀糖の続き 

          Préparation【N-3】 薬用植物畑を作った経緯

          薬用植物畑を作るに至った経緯  薬膳や食養生を理解するために、その元である植物を学ぶことはかなりの近道になると、最近思うようになった。元はというと、台湾式の薬膳料理を試したいと思いながらも材料が手にはいらない、また、仮に手に入ったとしても煎じ薬用に細かく刻まれている。台湾式薬膳料理に生薬を加えるときは、刻んだものではなく、ホールの状態で鍋に入れることが多い。煎じ薬が刻まれている理由の一つとして、含まれる成分を煮出しやすくなる点にあると思うが、食養生のレベルではそこまで薬効は

          Préparation【N-3】 薬用植物畑を作った経緯

          Préparation【SB-1】 バタフライビーと琥珀糖 

          バタフライビーを見つけたので、、、いや、ネットで購入するのは簡単なのだが、それだと何故か負けた気(?)になるので、実店舗で見つけたら買おうと思っていたのだが、先日偶然出会したのでめでたく購入した。 特にバタフライビーの薬効や民間薬としての利用に興味はなかったのだが、とにかくあの青さとpH で色が変わる特性を活かした琥珀糖が作ってみたくて以前から気にしていたのだ。理科の実験ができた結果、好きなお菓子が出来上がるという、一石二鳥の自己満を満たす素晴らしい作業である。 本当は、ベー

          Préparation【SB-1】 バタフライビーと琥珀糖 

          Préparation【N 番外編】 行こうよ、植物園。 

          植物園探訪の目的 1.植物、栽培環境の勉強のため。特に、生薬や民間薬として利用されてきた植物について。 2.展示方法や、植物以外の園のデザイン設計・環境に関する勉強のため ⭐️:これは個人的に繰り返し行きたいかどうかでつけている。植物園ど素人なので評価なんてできる訳もなく、こちらのニーズに合ってるかどうかのみ。どこもそれぞれの工夫とポリシーがあって素敵です。 *各植物園の記録は、別記事で上げる予定。 これまでに行った植物園  筑波実験植物園 茨城県つくば市 (年パスあ

          Préparation【N 番外編】 行こうよ、植物園。