Préparation【N-4】薬用植物 お世話の覚書き
*トップの写真は、青森で拐かしてきた蓬の鉢から出てきた新芽。青森さんの根が生きていて、そこから伸びてきたものだといいのだけれど。仮に、青森さんの次世代だとしても、土が違うのでどこまで大きくなるかは不明。。。
花壇を耕し始めて2年を超えた。いまだに、土の作り方や世話の方法など、どこから情報を仕入れていいのかよくわからない。人の数だけレシピやメソッド?が存在するのだろうし、用途によっても条件を変えなければいけないのかとも思うし、など。概ねこの辺りを見つけるためには参考情報のn数を増やさなければいけない(結構面倒くさい)、薬用植物メインなので情報があるものとないものの差が大きい、また、メインの植物は世話をする必要がないような逞しい植物なので生育方法は存在しない可能性もあるなど、さまざまだ。
ただ、教材として花壇にそれなりの量を生やすこと、極力交配を避けつつ同属・同科の植物を隣に植えたいこと、将来大規模に栽培するための準備とすることなどを考えると、情報は多い方がいい。
上記の点を考えると、東京薬科大学の薬用植物園の見本園が、知る限りでは最も手本になる。
・育てたい植物全てが展示されている。
・(見てわかる範囲ではあるが)栽培方法を学べる。
・驚くほど出し惜しみせずに公開している。
・展示方法が大変工夫されている。
そういやぁ、イヌノフグリを見なかったな。別の場所に移したのかな。
トウキ(日本当帰、東当帰と書かれていた)
土の上に藁を引いてある。概ね1年前に行ったときに藁を引いていた。それ以前は藁を引いていなかったので、霜対策として冬だけ敷いたのかと思ったていたら、1年中敷いてあったみたいで、藁がそんな色になっていた。
ショウガ属
日当たりが良くない場所に何種も植えられていたが、防寒のための養生などは全くされておらず。13時ごろ(日中最高気温14度)に行ったが、霜が全く溶けていなかった。霜や凍結に強いということか。
しょうま
小川のへりに植えてある。水にも寒さにもここまで強いのか。とはいえ、プロの仕事なので、そう簡単には真似できないだろう。
他にもいろいろ見たけれど、その植物に関する予習をせずに行っているのでそこまで観察できていないし書くことはない。
うちの花壇は狭いし、水捌けはめちゃくちゃ悪いけど、数割の面積については、腐葉土を混ぜ込んで耕せたし、根っこの整理もできた。自生していた蓬とドクダミエリアも確保して、他の蓬も何種類か確保ができた。機械を入れるだけの面積もないが、よく鋤やスコップだけでここまでやってると思う(自画自賛)。2024年度はもう少し教材として使いやすい形に整備していこうと思う。
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