Préparation【N-2】 森林保全ボランティア活動2回目  

2023年7月15日(土)(土)9:00-15:00
主催:ふれあい筑波、支援:緑の募金

ボランティアとして森林保全活動に参加。先月のボランティア研修に続き、2度目となる。ボランティアとしての参加は初回となるので、しっかりとお仕事したい。・・・なんて思っていたのに、朝から集合場所を間違い、別日の集合場所に行ってしまって、30分の遅刻。加えて、1ヶ月ぶりの仮払い機なので、一歩間違えば殺すし死ぬし、死ななくても大怪我するので、気を張りながらのハードな状況下でのスタートとなった。やはり寝不足は良くない。

その日の最高気温は32度予想だったが、当日は35度以上(帰りがけに温度計をチェックしたら35度)だったようで、滝のように汗が流れ、どの方もバテバテだった。参加者の平均年齢が高いのだが、80歳越えの方も何人かいらして現役の実働部隊としてご活躍されている。そのうち神奈川県の藤沢から来られている方もいて、朝6時に出発し自身で運転してつくばまでこられる上、今回は渋滞に巻き込まれて移動だけで4時間かなり、お疲れな状態からの始まりであった。今日も作業されているはずなので、くれぐれも大事にしていただきたいしご無事を願う。
9時から15時までで昼休みが1時間ちょっと、30分作業30分休み、で作業しているとはいえ、それでも堪える現場であった。夏場の活動は、午前中のみ、もしくは、午後ももう1時間短くしたほうがいいのかもしれない

現場は、つくば市の宝筐山麓、登山道の登り口の1つにあたる地域で、登山口にあたる場所の茂った木の伐採と元棚田の草刈り。伐採されたのは桜の木で、沢山の実がついていた。食べてみたらほんのり甘くて、お店に並ぶようなものではないので贅沢な気分になれた。急な斜面、湧水の流れる水路などあり、足元が悪い。これは素人のボランティアがやるレベルの草刈りなのか???とも思うような現場。それぐらい急勾配。普段は放置していることもあり、竹、笹が伸びて、他の植物が育つエリアを侵食してい流ためそれらを伐採することと、古木を切り植林することを通して、手入れを行い多様性を保つのだそう。野生の山ゆりが咲いており、これは前回こちらの手入れに入った際に、他の植物を整理し、咲きやすい環境を作ったのだそう。白の大輪で、凛とした姿が素晴らしかった(写真撮り忘れ)。この辺の多様性保全についてはこれから学びたい。

写真を撮った位置から斜面を下ると棚田がある。写真真ん中あたりのモサモサとした当たりがそう。
美しい。
切られちゃってちょっと寂しいね。

それにしても、動植物の種類の豊富なこと。観察しながら歩きたい。
里山ということで人の手が入っている場所ではあるが、多くの命(量ではなく種類)が息づいていたことに感動した。幸運なことに今回は遭遇しなかったが、元棚田ということもあり水が豊富でカエルが多くいるので、それを食べるためにマムシが出るそう。
鶯の鳴き声があまりにも特徴的だったので。下手なのか(7月中頃で下手ってことはあるのか?)、この辺りの方言なのか。

こちらの土地をお持ちのお家は、昔ながらの建物に今でもお住まいで、漆喰の白壁、太い柱や木の建材、瓦屋根にはお名前の入った素敵な鬼瓦、同様の蔵などがあった。石垣も美しくて、本当にもう・・・。軒先をお借りしただけだが、お家の中は風さえ通れば涼しいのだろうなと思うなど。(蔵や屋根瓦の写真は掲載を控える)
外の流し横には、田おこしかな?と思う器具も。結局何かわからなかったけど。また、石臼や丸い石が漬物用のおもしと一緒に置いてあり、こんなの羨ましくて仕方ないw。

美しすぎる石垣。写真が下手くそで伝わらない。
耕運機?田おこし?草刈機?
石臼だなんて憧れる。上の丸い石は何だろう?
リサイクルより、先ずリユースが良い。弊害のあるリサイクルの存在も知られるほうがいい。

母屋の隣の離れの屋根下には大きなスズメバチの巣が下げてあった。すでに使われていないものだったが、他のハチや生き物避けとして下げられらのだろう。ボランティア団体の長の方は、家の守り神として、と仰っていた。現代、害虫・害獣はすぐに駆除、と殺したがるが、殺した後の影響については無配慮である。その昔(人によっては今でも)自然と共存する術があったのなら、それを残すのが賢明かと思う。狼を駆逐した悪影響やその他様々な教訓が、世界中で共有されているのだから。理由もなく攻撃しないのだから、場を共有する他者に対する配慮もあって然りだろう。相手が人間だろうと人間でなかろうと。

この日は作業中から、しんどさに加え、手に力が入らない、歩くのがきつい、足の裏攣ったりなど、していたのだが、夕方からは頭痛、発熱、夜には吐いてた。経口補水液を受け付けず、水が一番良かった。じーちゃん、ばーちゃん達大丈夫だったんだろうか?

次回の注意点:①仮払い機のエンジン指導時、最初チョークを引くが、一度でもブルルンとエンジンが鳴ったら、次からはチョークを閉じて、紐を引くこと。でないと燃料が出過ぎて危ない。
②次回は、自分で燃料補充する。
③凍らせた保冷剤、または、瞬間冷却グッズを持参する。長袖長ズボンは譲れないので、ファン付きの作業着が要るんじゃないか?

反省点:エンジンかけるの下手すぎる。3〜40分でタンクの半分ぐらいの燃料を使用する使い方をしていた。大きな枯れ枝などが沢山落ちていたので、エンジンかけっぱなしにしたままそれらを撤去したりしたこともあるのかもしれないが、草刈りした物理量に比べて消費が多いような印象。もっと燃費を考えて作業する。


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