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手塚治虫ツール「箱書」をやってみた

こんにちは。まゆそです。

コルクマンガ専科
「<マンガ家5/14課題>1~2Pで「桃太郎」を描く !」
という課題が5/18〆切で、生徒に通知されました。。。

そこで、「手塚治虫のマンガの描き方」を読むという前回課題があり、
その本の中で気になっていたツール技術

第3章 マンガをつくる

を試してみました。(とてもやり方は具体的に書かれています。)

そこでの体験、気づきをnoteします。


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純粋な演出力

手塚治虫第3章ツールを試すことで、自身の能力の限界がみえてきたのは、「演出力)」です。
手塚治虫先生の言葉を借りると「シノプスの丁寧さ」です。
(企画力、アイディア、ユーモア、視点変換、思想パターンについては2章について触れられています。)

演出力の指針、底がみえていない、わたしにとってとても身になるツールでした。

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手塚治虫の台本の概要

・テーマ(主題)
・プロット(構想)
・ストーリーづくり

手塚治虫の台本づくりツール

手塚治虫先生にとって台本づくりツールは3つに分解されます。

・シノプス(あらスジ)
・箱書
・シナリオ

実際にやってみた

課題「1~2Pで「桃太郎」を描く !」をやってみました。
ここで気になっていたのが箱書です。

箱書とは・・・あらスジをもとにして、もう少しふくらませたもの。

実際に手塚治虫先生の例が載っていたので、参考にさせて頂きました。
以下、箱書()で記します。
ここでのわたしのマンガテーマは「おばあさんの好奇心」です。

お爺さんは芝刈りにいく
(木を刈る仕事なので山の奥深くに住んでいる)
お婆さんは洗濯にいく
(共働き、洗濯を洗うために少し流れが落ち着く下流に向かう必要がある、結構歩くはず、行くだけでも重労働、芝刈りと洗濯場は間反対にある)
桃が流れてくる
(ドンブラコのドンは岩?ブラコは川の音?桃は子どもが入っているので結構大きいはず、目立ったはず、桃を割るときにざっくり切らなかったのは、桃が腐っている部分が多かったから?水に浸ってブヨブヨしてたから?とにかく、絶対普通の桃じゃない)
おばあさんが桃を持って帰る
(絶対重い、子どもと水の重さ、怪しいので、すぐに持って帰ろうと思わなかったはず、帰り道大変だし、何かのインスピレーションが湧いたはず、着物どうしたんだろう、濡れるのイヤだよね、ハダカ?)

上記のように、演出する要素を抜けなく掬うことができるのが箱書だと認識しました。

マンガはこちらから→


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ゆる〜くいきましょう

正直、手塚治虫ツールを使うのがとても楽しくて、遊びながら作っていきました。
演出力がまだまだ足りないことが分かりショックなのですが、まだまだ「手塚治虫メソッド」のや「コルクラボメソッド」をコミチで実践できる、ラクガキできるのが楽しいです。

是非、コミチでラクガキ一緒にしましょう!

今回できなかったところ
・マンガの出だしの工夫→読まなければならない理由をつくる
・言いたいことを表す画力→エフェクト等思いつく技術から取りかかる

まだまだ、絵で表せないことだらけなので、画力をあげつつ、ラクガキ精神で続けていこうと思います。


作品はこちらから→

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