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スキャルピングやデイトレードを念頭に2か月ほど株式市場観察した感想です

 noteの私の最初の記事が「株トレードの覚書です」でした。
 それから、おおむね2か月ほど「スキャルピング」や「デイトレード」を念頭に株式市場観察(板読み、歩み値、チャート)した感想になります。

 以前の覚書の図に感想を追記してみました。

株トレードの種類と2か月の感想

スキャルピング

 スキャルピングを念頭に板読みや歩み値観察を毎日やってみました。そして数回だけ市場参加しました。(この相場ですので僅かですが勝ちましたが・・・)
 やはり、スキャルピングは私の慣れている長期投資とは全く別物でした。
 例えて言うと、「リアルタイムゲーム」で、それも反射神経を必要とする「シューティングゲーム」「アクションゲーム」に近い感覚です。
 最近、「人類には不可能」と言われたシューティングゲームのボスをクリアーしたと話題になっていましたが、あんなイメージです。

 スキャルピングに影響する因子はそれなりに頭で理解することはできますが、実際に発注や返済をかけるのがどうしても遅れてしまいます。
 「買い時だなー」「あ、機関が仕掛けた」「うわ!一般投資家が燃やされている」とか、感じている間に損が膨らむ感じです。
 これが、「シューティングゲーム」と同じで、「玉が来る!!」「避けなきゃ!!」「敵を撃たなきゃ」と分かっていても手が動かなくて、結局やられれてしまします。
 体が勝手に反応するくらいにならないとスキャルピングで勝つのは難しい気がしています。
 私、昔からこの手のゲームが苦手でしたので、どうもスキャルピングとは相性が悪いようです。
 逆に、反射神経の良い若い方はスキャルピングが得意な方が多い気がします。

デイトレード

 デイトレードとスキャルピングの違いは微妙ですが、ここでは1日で手じまいする(数時間は持っている)のをデイトレードとしておきます。
 スキャルピングは反射神経の勝負ですが、デイトレードになると1日の流れをつかむ必要がありそうです。「今日は市場全体が上がるな」「今日は半導体は売られるな」「今日はFOMCも日銀会合も終わったから安心して買えるな」とかになります。
 ところが、スキャルピングの頭になっているとデイトレードが難しくなります。スキャルピングでは、損切ラインを浅く設定しておいて、逆をつかれたら即座に乗り換える必要があります。
 デイトレードでこれをやると、「うわ!、逆行った、損切だ!」「今度はさらに逆で、損切だ!」と往復ビンタくらうことが多いです。
 どうも機関投資家等の大口は我々小口の損切ラインを想定して相場をコントロールしている気がしています(あくまでも気がするだけです・・・)。
 なので、機関投資家等の大口の手口に耐えられる損切ラインの設定をする必要があると感じました。(当然、相場を読める力の方が必要ですが・・・)
 これって、かなりの資金力と丹力が必要になります。1日やると結構、精神的な疲労が大きいと感じました。

スイングトレード

 スイングトレードは複数日にわたって株を保有します。この2か月はスイングトレードは実施しませんでした。
 こちらは、一番丹力が必要と感じます。
 時には「落ちてくるナイフを目をつぶって掴む!」「さらに落ちたらナンピン!」「やれやれ売りは我慢!」「みんなが買っていて、うなぎ上りの相場で利益確定して、後は見ない」とかをやらないとダメだったりします。
 特に、「利益確定」「損切」をいつ実施するかが難しいです。
 私は、スイングトレードやるくらいなら、長期のガチホールドの方が楽です。

長期投資

 長期投資は、よっぽどのことが無いと売らない投資です。少なくとも私はガチホールドです(リーマンショックでも塩漬けしました)。
 その代わり、購入時には色々な分析や比較が必要だと思います。
 最近は、株関係のアプリケーションやwebサイトが充実していて、情報入手はとてもし易いです。
 例えば、トレーディングビューとか株探とか四季報オンラインとか各証券会社のアプリとかで、ほとんどの情報を見ることができます。
 さらに、生データもIR_BANKとかトレーディングビューからダウンロードできるので、自分で比較検討が楽にできます。
 そろそろ権利落ちですが、例えば食用油の優待がある企業を比較したいときに、簡単に以下のような図を作ることができます。昔なら、考えられませんでした。(一応、今日の価格をトレーディングビューからダウンロードして使用したつもりです)

業績比較 出所:IR_BANK グラフ化 ご隠居_むらたん
財務比較 出所:IR_BANK グラフ化 ご隠居_むらたん
配当比較 出所:トレーディングビュー グラフ化 ご隠居_むらたん
PERとか 出所:トレーディングビュー グラフ化 ご隠居_むらたん

 ちなみにこの3社から1社選ぶなら、私なら安定性で「日清オイリオ」さんを選ぶと思います。
 「かどや製油」さんは、利益率が高くてとても良い企業ですが、PERを見るとすでに評価されています。予想配当利回りもそれほど魅力的ではありません。
 将来のキャピタルゲインを期待するにしても、これから株価がさらに伸びるにはこの利益率を維持したまま、どうやって売上を伸ばすかの具体案が必要だなーと感じます(すみません有価証券報告書を読み込んでいないので、この数字を見た印象です。もしかすると既に発表されているかもしれません・・・)。
 あと、私が日清オイリオさんを買うわけではありません。チャート的に私の好みでは無いので・・・。

まとめと感想

 2か月ほど、株投資を観察した感想をまとめました。
 結論的には、
・スキャルピングは反射神経が必要
・デイトレードは丹力が必要
・スイングトレードは一番丹力が必要
・長期投資は分析が大変
 だと感じました。

 あと、株とは関係ありませんが、2か月noteやって以下のことを経験して改善してきました。
「スマホで見る場合には縦長の方が見やすい」
「目次は付けた方が良さそう」
「どんな内容でも良いので、定期的に投稿するのが良さそう」
 最初の頃の記事に比べると、自分では改善したと思っています。

 ただ、妻に言わせると
「あなたのnoteは見にくいから、チラッとみてスルーする」
「くどいんだよねー、最後まで読めない」
「だから、ビュー数の割にスキが少ないんじゃない」
 だそうです。

 でも、良いんです。こんな年寄りの戯言でも、見てくれる人がいるのがとても楽しいので。
 これからも、好きなことを自由に記事にして行こうと思っています。

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