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【先延ばし魔からの解放】やる気スイッチを付けるための3つのポイント




「やる気が出ない」
「面倒くさい、明日でいいかな」

と、罪悪感を覚えながらも、ついつい先延ばししてしまう。
そんな自分を変えたいけれど、どうにも気分が乗らなくて、
気づけばスマホをぽちぽち……。

そんな風に考えてしまったこと、ありませんか?

この記事を偶然見ていただいたあなたなら、そんな経験があって「自分を変えたい」と思っているのでしょう。

できるものなら、瞬時に「やる気スイッチ」を入れて、溜まったタスクを全て片付けたいものですし、余った時間を有効活用すればさらに生産性も上がります。

そんな先延ばし魔に対抗するべく、やる気スイッチを入れるための秘訣について、今回は3つご紹介します。




とにかく動く! やる気スイッチは自分でつけに行く


結論から先に行ってしまうと、どれだけ気分が乗らなくても、ほんの少しだけでいいのでまずは立ち上がって動いてみましょう。

酷なことを言いますが、みなさんが求めている「やる気のスイッチ」は、勝手にオンに切り替わってくれません。

部屋の明かりをつける時は自分でスイッチを押しに行きますし、テレビをつけるときにはリモコンを取りにいきますよね。

それと同じように、やる気は「動くのは面倒だけど、仕方がない」と動き出したその後に、いつの間にかスイッチが入っているものです。

例えば、あなたの家で溜まりに溜まっている洗濯物や洗い物。
面倒くさくてついつい「明日でいっか」と後回しにしがち。

しかし、「そろそろやってしまわないと……」といざ重い腰をあげて片付けに取り掛かって見ました。

すると、気づけばいつのまにか全部片付けていた、なんてことありませんか? 

人間は一度作業を始めると、モチベーションが上がってドーパミンが分泌され、脳が「作業を続けたい!」と信号を送るそうです。

これを「作業興奮」とも言います。

言い換えれば『動いたもの勝ち』ですね。



人のやる気の入り方は、飛行機やロケットと同じ


これは昔、僕の尊敬する友人から聞いた例えですが、人間の行動はまさに『飛行機の離陸』と似ています。

目的地へ飛び上がるために、飛行機は滑走路に向けてゆーっくりと動き出しますよね。

飛行機に初めて乗った時は、いつまでゆっくり走ってるんだろう? いつ飛ぶんだろう? ともやもやした記憶が懐かしいです。

それくらい、離陸までに時間がかかるもの。

それほどゆーっくりと時間をかけたあと、いきなり勢いよくスタートダッシュを切った飛行機は、ものすごい速度でピューンと飛んで行きます。

それと同様、重い腰に鞭を打って動き出そうとするのは、体に手枷足枷をつけられているような気分だと思いますが、

それらは意外と脆いもので、一度動き出せばポロッと簡単に外せます。

宇宙ロケットも同様、重力に逆らって飛び上がるために、一番最初だけとてつもないエネルギーを消費しますよね。

人間も、何かをしようとするたびに、エネルギーを使います。

そのエネルギーを、人は知らないうちに節約しようとして、出力を抑えがちです。

無理に今すぐ動こうとしなくてもいいんです。
飛行機やロケットと同じように、たっぷりと準備に時間をかけましょう。

「きついな、でも動かないと。動いたら終わる。動く、動くぞ、動け、動け、今だ!」みたいに、頭の中で段階を踏んでから。

その後、ゆっくり動き出したあなたの体は、目的地に真っ直ぐ向かうことができるから。



与えられてから動くのはNG! 自ら動く癖をつけよう


「〇〇をしたら一瞬でやる気が出る!」
「やる気を出すための〇〇選!」


なんて謳い文句はありますが、そのほとんどが「実行する前にやる気を出すための準備をする」というものです。

やりたいことを成し遂げるために、ご褒美を用意する。
やるべきことを紙に書いて可視化させ、優先順位をつける。
気合いの入りそうな音楽を聴いて、テンションを上げる。

ネットサーフィンすれば、似たようなものがたくさん出てきます。

しかし、それらは全て「何かに影響されて、初めてやる気を出す」というもの。

言い方は悪いですが、「与えられてやる気が出る」って、何かに頼らなければ動けないようで、少し見栄えが悪く見えませんか?

最初は気合が入りそうなものですが、どんな事柄にも「慣れ」があります。

やる気を出そう出そうと試行錯誤した先に、「これでは足りない」と不足感が高まり、より良いものを探そうとする方へ頭がシフトして本来の目的を見失ってしまう危険性があります。

それは本末転倒。

ならば、自分から行動するのはどうか?

最初は楽したい自分に逆らうこと自体にエネルギーを使いますが、動けばゴールまではひとっ走りで行けます。

さらに、先延ばし魔に逆らい続けることにも「慣れ」が生じて、
継続すればいずれ苦ではなくなります。

これを、「習慣化する」と言ったりしますね。

習慣化させるには、平均2ヶ月くらいの期間がかかると言います。

「2ヶ月!? 長いよ!」なんて思った方が多いと思いますが、

与えられてから動いて徐々に失速していくよりも、着実にゴールに向かいつつ自主性を磨く方が、今後の人生において明らかにメリットが大きくありませんか?



以上、三つのポイントをご紹介しました。

やる気は動いてからでる。
動くためにたくさんエネルギーを使う。
自ら動く癖をつける。か


これらは、他の事柄においても役立てる知識です。

ぜひ、参考にしてみてください。

それでは。

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