オレガノは古代ローマの美食家が愛したスパイス

苦味のあるミントというイメージのハーブ。私の中でも地味な存在ではありますが、ドライの葉をポプリに使用したり、少し男性的な印象が欲しい時に使う香料です。

調べていくと、歴史は古く薬用としても優れた効果を持っているようですが、現在ではイタリアやメキシコ料理などに使われるお料理用のハーブの一つです。古代ローマの美食家はオレガノがソースの味を美味しくするスパイスだと書物に残しています。苦味と辛味のある香りはトマトやチーズとよく合います。

同属のマジョラムは甘くすっきりした香りが魅力で香料としてもよく使いますが、オレガノはクセが強く香料としてはあまり好まれない。そんな香りを香水やポプリにしのばせて個性的な香りを作るのが私は好きだな。



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