円安は、一旦終了でしょう。

 日本円の発行残高は、未だ兆単位で、表示できますが、アメリカドルの発行残高は、とっくに京単位です。相対的に、日本円が、対アメリカドルで価値が高くなるのは、当然なのです。

 双方の国力、金利差は、ドル円の変動要因の一要素ではありますが、それらが全てではありません。

 さて、今年のドル円は、150円台までの円安をみましたが、上記理由から鑑みまして、異常事態と言わざるを得ません。

 投機筋が、ドル円のショートポジションをパンパンに膨らましていると観るのが妥当でしょう。マイナススワップもたいしたこと無いし。

 この投機筋は、日本人ではないでしょう。我々は、こんな派手なことはやりません。欧米の方々と仮定した場合、もうすぐクリスマス休暇です。それまでに、ポジションは投げるとして、彼らも、2022年最後の最後で、爆益を得て、安心して休暇を楽しみたいでしょう。キリの良い、100円近辺で利確し、50円の幅を取りたいところではないでしょうか。ミセスワタナベが待ち構えているので、思惑どおりの展開になるかは、予測しがたいのですが、来週のドル/円相場は、荒れるのではないでしょうか。

 


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