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自己紹介第三弾~なぜエンジニアのキャリア支援なのか?~

こんにちは。きんちゃんです。
エンジニアの皆さん、キャリアの設計してますか?
私はエンジニアの皆さんのキャリア支援活動をしています。
今回は自己紹介の第三弾として「なぜ私がエンジニアのキャリア支援を志したのか?」についてつづります。
前回に続き長文で暑苦しい部分があるかと思いますが(笑)、お読みいただけるとうれしいです。
☟自己紹介第一弾(プロフィール、強み、提供できること)についてはこちらをご覧ください!

☟自己紹介第二弾(なぜキャリア支援を志したのか?)についてはこちらをご覧ください!

▼なぜエンジニアなのか?の4つの理由

私がキャリア支援を志した5つの理由は前回綴りました。
 理由①前職の自分のような人の力になりたい
 理由②本業でキャリアに悩む人を多く見てきた
 理由③私自身の心境の変化があった
 理由④本業でのキャリア支援では限界がある
 理由⑤弱い紐帯の強さを発揮できる
今回は、なぜ「エンジニア」なのかについて4つの理由を綴ります。
世の中にはいろいろな職業がありますし、キャリア支援というとZ世代とか中高年といった世代軸、あるいはワ―ママといった世代×属性軸での区切りが多い印象ですが、私は「エンジニア」という軸で提供したいと考えています。それは現職でエンジニアという職業の方たちに向き合ってきたからこそ感じたことが背景にあります。

理由①エンジニアの繋がり合い、共有し合う文化に惚れ込んだ

15年前、現職のエンジニア専門の派遣会社で仕事を始めたときに驚いたのは、エンジニアの人たちが、自分たちの業務内容や私が感じた疑問に対して、懇切丁寧に素人の私に教えてくれることでした。それだけでなく、営業の専売特許ともいえる顧客への人材提案などにも積極的に協力してくれました。それ以外にもエンジニア同士で技術の共有や繋がり合う文化をいろいろな場面で感じてきました。
これは私の現職だけに限った話ではないようです。
ITエンジニア約70万の会員数を有する日本最大級のナレッジ共有コミュニティ「Qiita(キータ)」について書かれた記事にも同様の記述があります。

私自身、非エンジニアとしてQiitaの運営にかかわって驚いたのは、この「知識をみんなで共有していこう」というエンジニアの「オープンソース」のカルチャーでした。

newspicks2021/10/11非エンジニアが知らないエンジニアコミュニティ「Qiita」大高志帆より引用

このエンジニアのカルチャー、文化に私は何度も助けられましたし、できることなら自分も加わりたい!と常々思っています。惚れ込んでいます。これが理由の1つめです。

理由②エンジニアはキャリアが直結する職業

エンジニアは日々の技術・知識・経験の積み重ねがキャリアに直結する職業です。現職でも優秀なエンジニアほど業務外で自己研鑽を積んでいる印象があります。
技術軸でいえば、メカ系エンジニアであれば、四力をベースに機械製図、板金、樹脂、幾何公差。エレキ系エンジニアなら電荷と静電気、電圧と電流、抵抗、電子部品、電子回路、アナログ回路、デジタル回路・・・
製品軸でいえば、自動車、医療機器、半導体製造装置、産業機器、ロケット航空機・・・
技術軸と製品軸で掛け合わせていくことで、本当にたくさんのキャリアパスが描けます。ほかの職種でも同じように思えますが、エンジニアの場合は、「いまの自分が〇〇の技術を身につければ、△△の仕事ができる」、というのがかなり明確です。
だからこそエンジニアに特化した派遣会社や人材紹介会社が世の中に存在できるわけですし、実際に転職経験者の割合は特にIT系エンジニアはほかの職種に比べても多いと言われています。
しかし、メーカーでずっと同じ製品を担当されるようなエンジニアの方だと、自分の保有スキルが他でどう転用できるかを案外イメージできなかったりします。そこに私が介在する価値があります。
エンジニアはキャリアが直結する職業だから。これが理由の2つめです。

理由③エンジニアの存在価値はもっと高い

DX、AI、自動運転、半導体・・・テクノロジーの進化によってエンジニアの価値はますます高まっています。
2023年1月のエンジニアの転職求人倍率は、IT・通信系で11.17倍、機械・電気系で4.66倍。営業で2.49倍、販売・サービスで0.55倍ですからその違いがよくわかります。(doda転職求人倍率レポートより)
世の中、エンジニアが本当に不足しています。
経済産業省のレポートでは2030年には最大79万人のIT人材が不足すると予測しています。https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s03_00.pdf

このような極端な需要過多な状況の現代であれば、当然エンジニアの価値は高まりますが、エンジニアはそんなぽっと出の存在では断じてない、というのが私の持論です。
人間の営みには必ずエンジニアの存在があります。
映画「黒部の太陽」に登場する世紀の大工事といわれた黒四ダムを建設したのは、エンジニアでした。

福島第一原発の廃炉作業にも多くのエンジニアが携わっています。
「世界のホンダ」を築いた本田技研工業創業者の本田宗一郎氏も、
マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏も、
テスラやスペースXを創ったイーロン・マスク氏も、
みんなエンジニアです。
ここに名前をあげたエンジニアはいずれも大きなことを成し遂げた方々ばかりですが、エンジニアという職業は、有名無名にかかわらず、世の中にインパクトを与えたり、世の中を便利にする役割を果たしていると私は思います。
その点は、医者や弁護士といった高度専門職の方々と同等の存在であるといっても過言ではないでしょう。
もっとエンジニアの価値を高めたい。
もっとエンジニアに自信と確信をもって歩んでいただきたい。
私は、その価値を正しく理解できるパートナーとして、エンジニアのキャリア支援をしていきたい。
エンジニアの存在価値はもっと高い!これが3つめの理由です。

理由④エンジニアへ恩返ししたい

私は現職に転職してはじめて「エンジニア」という職業の方々に接しました。
繰り返しになりますが、エンジニアは日々の技術・知識・経験の積み重ねがキャリアに直結する職業です。よりよい製品を生み出すため、よりよい設計をするために日々自己研鑽し技術と向き合う彼らは、皆明るく、謙虚で、博識で、生き生きと仕事をしていました。
これまでどちらかといえば受け身の人生だった私に、彼らの存在は大きなインパクトを与えてくれました。
年下であっても敬意をもって丁寧に接すること。相手に筋を通すこと。約束を守ること。人には本音と建て前が存在すること。仲間を大事にすること・・・。
仕事の基本ができていなかった私を鍛えてくれたのは、職場の上司というより、自社のエンジニアの方々でした。
自分が今多少なりとも人に物事をお伝えできるとしたら、エンジニアのおかげに他なりません。だとしたら、その恩はエンジニアに返したくなるもの。エンジニアへ恩返ししたい、これが4つめの理由です。

今日は「なぜ私がエンジニアのキャリア支援を志したのか?」について綴りました。ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!

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