見出し画像

スタンディングデスクは家にあるもので作る!(ゆるゆるDIY)

在宅勤務最大の悩み:立って仕事がしたい。

在宅勤務が続くとよくある悩みが腰や肩への負担。
正しい姿勢で仕事ができないと、あっという間に体を痛めます。

もともと腰痛もちだった私ですが、在宅勤務が始まった3月以降、腰痛に始まりそれが肩と首のコリに波及、挙句の果てには腱鞘炎を発症して何日かロクにパソコンを触ることも家事をすることもできなかった苦い経験があります。

夫もやはり同じような悩みを抱え、夫婦で接骨院に通ったことも。

在宅勤務を始めて一ヶ月経った頃の切実な悩みは
「立って仕事がしたい。せめて仕事用の環境整備をしたい」

やはりダイニングチェアは長時間の座り作業に適していないし、床に座って作業するなど腰を自ら傷めつけているようなものです。

我が家はそもそも狭いので、わざわざ仕事用のデスクと椅子を導入できるほどのスペースもなく、高さの調節ができる昇降式デスクはなかなか良いお値段がします。

しかもデスクや椅子を買ってもいずれ在宅勤務を卒業した以降は特に使い道も無くなります。
最近は「そもそも在宅勤務が終わる日は来るのか…?」と思いますが。

とにかく、お金をかけずにスペースも取りたくないという我儘な欲望を叶えるため、「家にあるもので自作」したらどうなるか、やってみました。

用意するのはこんなもの。

①立って使えるアイロン台
②リストレスト(在宅勤務で腱鞘炎を経験して以来愛用中。)
③本(パソコンを支えられる大きさがあると良い。)
④ノート(リストレストの高さ調節用。トラベラーズノート推奨。)

少し補足を。
立って使えるアイロン台はとても便利です。腰痛を発症して座って作業することがきつくなった時に買ったスウェーデンはRÖRETSのアイロン台
少しお高めですが腰を救います。何よりも在宅勤務以外の時はアイロン台として使えるし、折りたためるので収納も楽です。ちなみにこちらのアイロン台は高さ45~96cmの範囲で調節ができます。

幅が広いので、パソコンの周りにノートや飲み物を置くこともできます。

リストレストについては、AmazonでARCHISSのものを購入。
在宅勤務で腱鞘炎になって以来、仕事中の手首や腕の負担を減らすために大活躍しています。値段も700円と破格のコスパでした。フワフワで使い心地も良いです。
私が買ったものは現在残念ながら品切れのようで…類似品だとこちらのサンワダイレクトのものがおススメです。

私が使っているリストレストは基本的にキーボードと同じ高さに揃えて設置することで効果が得られるので、このリストレストの高さ調節が必要になることがあります。
普通の本だと幅がリストレストよりも大きいので、トラベラーズノートが(レギュラーサイズ)が最強におススメ。縦長なのでリストレストの下に収まりがよく、厚さもないので細かい高さ調整ができます。

※これはノートパソコンの使用を前提としています。
デスクトップタイプだとアイロン台の奥行きが足りない可能性大です。

作り方。

1.アイロン台を立ち上げる。
基本的には最大の高さまで立ち上げることになると思いますが、ご自身の身長に合わせて調整してください。

2. パソコンを置いて腕の高さに調整する。
腱鞘炎を防ぐための大事なポイントは、「パソコンのキーボードを自分の腕の高さに合わせること」です。
つまり、自然に肘をまげて前腕を前に出した高さにキーボードの高さを揃えていきます

台に置いたパソコンのキーボードを触ってみましょう。肘を自然に曲げたときの腕の高さより低い場合は、下に雑誌など大きさのある本をいれて高さを上げます。いきなり分厚い本で試すよりも、薄い本を少しずつ重ねて微調整するといいです。

3. リストレストを使用する場合は、リストレストの高さを調節する
リストレストの高さはキーボードの高さに揃えるのが理想です。トラベラーズノートを挟んで高さを合わせていきますが、最終的にはご自身の使い心地で決めてください。トラベラーズノートを2冊並べると、大体のリストレストの横幅をカバーできます。

できあがりです。使用が終わったらアイロン台は畳んで片づけることもできます。省スペース。

材料費:0円。所要時間:3分でした。

簡単にできるのでお勧めです。在宅勤務用のデスクや椅子代およそ3~4万円を節約することができました。満足。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?