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おいらの街は何線都市?

中国の都市の実力や経済力等を位置づけを表現する際に●線都市という表現をして等級分けすることがあります。例えば、北京、上海、広州、深圳、これらはだらもが異論を唱えることのない一線都市ですね。この●線都市という表現、特に公的機関が等級分けしているわけでもないので、発表しているところによって若干違っていたりします。そういえば昔レポートを作成するのに●線都市と表現したら、「こんなの日本の人みんな分かんないでしょ」といわれ、●級都市に変更させられたことがあったのですが、いまだと●線都市という表現で理解できない人は、すくなくとも中国関係の仕事をしている人ではいないでしょうな。


ここでは経済新聞の第一財経が発表した《2020城市商業魅力排行榜》をもとに紹介していきましょう。


まずは一線都市、すでに書きましたが、だれもが異論のないトップ4ですね。

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一線都市ほどではないけど、2線都市というほどでもないということで、1.5線都市という言い方も最近では出てきています。ここでは15都市ありますが、個人的に行ったことのない都市(鄭州、長沙、仏山)が果たしてどれくらい発展しているのかはこの目で見たいところであります。

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そして二線都市。これも行ったことのない都市(済南、福州、温州、泉州、南寧、金華、貴陽、南昌、常州、恵州、徐州、台州、蘭州、濰坊、臨沂)については何とも言えません。あえて言うならば、大連が蘭州と本当に同格なのかと思ったりもする。同じような疑念を抱く人は少なくないでしょう。過去に行ったことがある都市でも、だいぶん前に行った都市も多く、今行けば二線都市に位置づけられるのも納得するのかもしれないですね。

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三線都市を見て行きましょう。このあたりになるといったことのない都市のほうが多いですし、行ったとしても観光で行ったところばかりです。仕事で行ったのは廊坊と宿遷だけかな。この中にある都市ではウルムチ、フフホト、桂林、三亜、このあたりに仕事で行けたら嬉しいな。なかなかチャンスはなさそうですが。

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四線都市を見て行きましょう。知っている都市のほうが少ないか。言われた初めて聞いたことがあるというレベルの都市を除き、おおよその位置までわかる都市を並べると、包頭、オルドス、西寧、黄山、北海、大理、大同、宝鶏、チチハル、丹東、これくらいか。

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最後に五線都市を見て行きましょう。申し訳ないがほとんど知らない都市ばかりです。おおよその位置まで含めて知っているところはというと、麗江、張家界、西双版納、牡丹江、嘉峪関、哈密、アクス、カシュガル、ほとんどすべてが観光地。このくらいのランクになると観光以外で行くことはなかなかなさそうですね。

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みなさんは●線都市に住んでおられますか~?そしてその都市等級に納得ですか~?

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