ガーネットについて~前編~
ガーネットについて~前編~
記念すべき第一回は1月の誕生石としても知られているガーネットです。
ガーネットといえば皆さん赤色を想像すると思います、
実はガーネットは青色以外何色でもあるとても幅広い宝石なんです。
高級な種類や虹色ののガーネットなどもご紹介させていただきますので最後まで見ていただけると嬉しいです!
まず、ガーネットにとは、どんな石なのかをご説明させていただきます!
和名は柘榴石といいます。
赤いものが多く小さく丸い粒が集まった状態で産出されることが多く
その見た目が柘榴に似ていることからラテン語での柘榴の意味のガーネットと呼ばれるようになりました。
こちらの画像の宝石はすべて所有しているものですが緑や黄色、ピンクやオレンジなどいろんな色がありますね。
実はこれ、すべてガーネットなんです。
どうして様々な色になるのか、説明させていただく前にもう少しガーネットについてお話しさせていただきたいと思います。
ガーネットはモース硬度6.5~7.5の石です。
モース硬度とは表面をこすった時の硬さで授業などで使うチョークが1、ガラスが5、ルビーやサファイアが9、ダイヤモンドが10です。
たたいた時の衝撃の強さなどとは違うのでダイヤモンドをハンマーでたたく問われちゃう話が有名ですね。
画面右にある赤い図形のような形で産出されることが多いです。
産地はかなり多く世界各国様々な場所で取れます。
次はガーネットって日常でどんな使われ方をしてるの?ということを簡単にご説明させていただきます。
モース硬度が高めの石なので研磨剤にも使われています。
サンドペーパーとしてだったり、サンドブラストだったり。
合成石という成分は同じで人工で作る宝石もあるのですがその中でもYAGというものはシミやそばかすを取ったりなどの美容系の治療用レーザーに使われていたりします。
GGGというものもありますがそちらは光通信のアイソレーターという光を一方向にだけ通すために使う用の基盤やレーザー用の素子に使用されています。
難しい話はここまでにして
ここからはガーネットの種類の話をさせていただきます。
ガーネットは大まかに二種類に分類されます。
一つ目が赤色系のアルミニウムが含まれているガーネットです。
二つ目が緑色系のカルシウムが含まれているガーネットです。
基準としては成分の割合が多い方の名前の石になります。
まずは赤色系からご紹介します。緑色は後編でご紹介します。
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