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テレビ離れ

テレビ離れって本当にそうだなと思った話。
正月に地元に帰って高校時代の野球部の同級生とご飯を食べにいった。

僕は小学校の高学年くらいからテレビが好きで、ドラマやバラエティーをよく見ている。高校時代も周りがあまりテレビを見ていないことは感じていたし、テレビの話をすることも少なかった。

でも特にテレビ離れを感じたのはみんながVIVANTを見ていなかったからだ。
あんなに面白く、話題になったドラマを誰も見ていなかったことにとても驚いた。僕の母は2話だけ見たがあまり面白いと感じなかったので見るのをやめたらしいが、それはわかる。僕もドラマを見るのは好きだが、学園ドラマはあまり好きではないので有名なものしか見てきていない。

そして彼らはテレビを見ないため芸能人も知らない。松坂桃李は「シンケンジャー」を見ている世代なので知っているだろうが、堺雅人、阿部寛、役所広司といってもポカンだろう。いや、さすがに堺雅人や阿部寛は知っているか。でも役所広司は絶対知らないだろう。あんなレジェンド俳優を。

バラエティー番組も見る人は減っている。水曜日のダウンタウンは若者に人気だし、僕の周りにも好きな人は多いが、YouTubeやTikTokの切り抜きで見ている人が多いように感じる。YouTubeなどの台頭により、常時高視聴率をたたき出す「お化け番組」はなくなったし、「笑ってはいけない」が放送されなくなった今、大晦日に家族で見るような番組もなくなっている。様々な事情があるのだろうが、テレビを見る人が減っていることを逆手にとって視聴率や苦情を度外視した、一部のテレビ好きに刺さる昭和~平成期のようなバカバカしく大規模で面白い番組を作ってほしいものだ。

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