見出し画像

実際に友人と起業してみて分かったこと。

トップの写真、いきなり不気味ですみません…!
恥ずかしいのでぼかしをいれました。
(『パラサイト〜半地下の家族〜』みたいになってしまいました。笑)

0.はじめに

初めまして!ごんです。僕は25歳で現在アプリ会社の一応社長です。
現在は僕を含め友人と3人で起業
冷や汗を垂らしながら毎日何とか過ごしています。(…汗)

そんな僕たちがつくった
Gonmura合同会社は2020年1月に創立したので
そろそろ1年が経とうとしており、
たったその1年の間にも様々な喜び・葛藤・苦難がありました。

経営者ならもちろん抱える悩みもありますが、友人と起業したからこそ
起こった嬉しい出来事、一方で発生した問題やトラブルを
エピソードを交えご紹介できればと思います!

<目次>
▼0.はじめに
1.友人起業してよかった話・苦労した話
  (a)出退勤時間について
  (b)仕事の分担について
  (c)給与分配ついて
2.結論


1.友人起業してよかった話・苦労した話

(a) 出退勤時間について

サラリーマンの場合…
午前8〜10時くらいの時間帯に出勤し、
午後17時〜19時くらいの間に退勤します。
これは会社に勤めている場合、”当たり前”のことですよね?

僕も前職の旅行会社の定時が
9時30分〜18時10分(間に1時間休憩)だったので
もちろん遅刻したこともなければ、
毎日定時に帰っていた訳でもありません。

組織には”ルール”と呼ばれるものが絶対あります…!
その当時はごく当たり前で疑っておらず
そのルールは守る義務があるものとして課されたものでした。

ある日、僕の同期の女の子が遅刻をしてきました。
あれは社会人1年目の時です。そう、”ルール”を破った瞬間です。
案の定、周囲の先輩から怒られていました。

僕は改めてなぜそのルールを守っていたのか自問自答してみると
「上司に怒られるのが嫌だったから・恐かったから」です。
女の子の同期が怒られている様子を横目に、
自分はああはなりたくないと強く感じていたのです。

前置きが長くなりましたが、自ら起業すると上司がいません。
良いように言うと、全て自分の思う通りにいきます。
一方で、起業するとサラリーマンの時に当たり前のように守っていた
あの”ルール”が存在せず、組織はそれなしに向かうべき道へ進めません。

じゃあ、
「ルールを細かく設定してそれを忠実に守れば良いだけの話やん?」
そう思うのが当然ですよね。
しかしこれが友人と起業する際の最大のポイントです。

僕はかつて上司に怒られるのが恐いからルールを守っていました。
恐怖心が僕を支配し、律していたのです。
大げさに聞こえるかもしれませんが、これはサラリーマンにとって
ごく当たり前の心理作用だと思います。

ですが、志を共にした仲間は同い年で高校の頃の同級生です。
年齢も同じ、親しかったが故に関係性も近いです。
つまり、上下関係がないからルールを守る理由は自律心のみとなります。

さらに本音を言うと、起業したメリットの一つに
全て自分たちで考えられるというのがあります。
そんな中、一度規律を課してしまうといくら友達と言えど守ろうとしますし
守れないとしてもルールを破った時に葛藤・ストレスが生じます。
要は"甘え"です。

現在、僕が9時頃、1人が7時頃、もう1人が13時頃に出社しています。
勤務時間が被らないことによるメリットもありますが、
これはスタートアップの序盤も序盤にしか適用できないので参考にならないかもしれません。すみません。。。

これ以上ゆとり経営者のつぶやきを続けると、いつ先輩経営者の皆さまに
お叱りを受けるか分かりませんのでこのぐらいにさせていただきます。笑


(b)仕事の分担

結局、起業をすると友達→仲間になるので
楽しいことばかりを共有する訳ではありません。
むしろ楽しくない、心踊らない時間の方が多いです。
これまではクラスで先生をおちょくってみたり、カラオケで下手な歌を歌ったりしていましたが、それとこれとは別となります。

実際に友達と起業して1年が経ち分かったこととして、
「友達と起業」で検索した際に後ろ向きな記事しかでてこないことです。
その主な原因としては以下のようなことがあげられると思いおもいます。

それが…

「嫌なことの押し付け合い」


…です!

画像1

仲間になり、仕事をする上で
「誰もやりたくない嫌なこと」というのは必ずあります。
例えば…税務署に納税にしに行く、クレームの対応をする、
毎日のゴミ出しや掃除などなど挙げだしたらキリがありません。。。

だからこそ僕たちが徹底していることがあります。
それは…

①    お互いに他分野の仕事をする
② 「嫌なことの押し付け合いが失敗を招く」ことの意識共有


①に関しては、うちはアプリ制作の会社ですが僕がアプリが作れません。笑
エンジニアの子が1人で全て担っており、僕は動画事業に加え
YouTubeやTwitterなどの発信活動を主軸として動いています。
このように互いが同じ仕事をしないことで、軋轢は軽減されます。
(これは参考にならないかもですが、やり方の一例です…!)

②に関しては、ど直球ですが「友達起業 失敗」で検索した記事をグループLINEで共有し先人から学ぶということです。
いざその場面になった時に思い出すことで回避する戦法です。

実際に先日、害虫が出て誰が駆除するかで揉めそうになった時に、
「友達起業 失敗 思い出して!」と喚起し、話し合いで決めました(笑)
僕はスプレーを買いに行き、もう一人は駆除、もう一人は後始末です。

(c)給与分配

最後はお金です。結局のところ各人の稼ぐ力が均一ではないため
給与の分配においても勿論揉める要因となります。
サラリーマンとして働いていた時は、自分がいくら稼いでいて会社に
金額的にどれだけ貢献していたのかなどと考えたことがありませんでした。

なんでー?笑
(※会社が歩合制や成果報酬など一切なかったため余計考えませんでしたという言い訳をさせていただきます。)

そこで僕たちはどうしたかと言うと、
登記をする前に給与分配の契約書を作り、
事前に3人が心の底から納得する形で合意をしました。

また、内容は内緒ですが契約には更新期限を設けることで
半永久的にその配分率が適用されないようにもしました。

先輩経営者の皆さんからは「あほ!そんなん分かってるわ!!」と
言われるようなことばかりですが、友達との間柄だからこそ”お金まわり”
のことはきちんと話し合うべきなのは言うまでもないかと思います。

また、PCや椅子などの社内設備投資や資格のための資金など、
経費の線引きについてもきっちり行うべきだと思います。
今回は給与分配をピックアップしましたが、お金まわりのことに関しては
しっかりしようとしてもし過ぎることはないです。

2.結論

友人起業するので、「友達」がキーワードです。
サラリーマンの時と比べて、また友達でない人と起業する時と比べて、
決定的に異なるのが「上下関係がないこと」です。

もちろん、僕たちは同い年の3人で創業しましたが、
バラバラの年齢のご友人同士で起業することも、はたまた
友達同士ではないけど同い年同士で起業することもあると思います。

しかし、年齢が同じかつ友達というところに仕事をする上での課題は
山のようにあります。関係性を大切にしようとするからこそ
「頼みにくいこと」を頼みづらいのです。

色々と書きましたが、最後に言いたいのは
結局のところ「友人起業」は最高です。
まだたった1年しか経っていませんが、されど1年。
サラリーマンの頃の辛さに比べると屁の河童です。

ぼくは「誰と働くか」を最重要視しています。
創業メンバーの2人も個人事業主としてやった方が正直お金も稼げるし、
1人の方が気楽な場面も多々あります。

でも、メンバーのそれぞれがこの3人でやりたいと一致団結して
始まりました。まだ船着場からようやく出発し始めたばかりです…!

「友達起業」、いや「親友起業」は最高です。

だからこそ自分が大好きな高校の頃の親友同士3人で起業しました。
世の中にはびこるマイナスイメージを僕たちの身をもって払拭して
いきます。「何をするか」じゃない、「誰とするか」なんだ…と!

*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*


■経営者の先輩方、動画を見てけしからん場合は遠慮なく叱ってください!
■起業を考えている方、できる範囲でご相談させていただきます!
(もちろん無料です)
■その他、辛辣なアドバイスや嬉しいご意見などありましたら動画の
 コメント欄にありのままお書きいただければ3人とも喜びます…!

*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*




この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?