見出し画像

P活アプリ「ペイターズ」でP活女子数名に会ってみたら新しい景色が見えた

私は今から約1年前に初めてマッチングアプリデビューし複数人の女性と会ったが、正直楽しい思い出は一つもなく、ひっそりとスマホからアプリを削除した。

私が使っていたアプリは婚活色が強くまさに「お見合い」目的のお相手が多かった為、そもそも結婚願望が希薄な私には不向きであった。やはり出会ってすぐの相手を結婚対象と見ることは自分には無理だなと思った。

今年の正月早々、私はコロナにかかって3日間寝込んでいた。
1人布団にうずくまり続けて心が弱くなった私の目の中に、P活アプリとして有名なペイターズの広告が飛びこんできたのだ。
ずっと前から興味のあった謎のパワーワード”P活”。
コロナから回復した直後、私は早速ペイターズをダウンロードし、有料会員登録をしたのだ。

そこには婚活アプリとは全く違った世界を観ることになった。

まず、登録してから数十分の間に数えきれないほどの女性からのいいねが飛び込んでくる。
しかも皆芸能人クラスに可愛い。
マッチすると彼女たちから積極的にメッセージが送られてくる。

もちろん彼女たちはお金目的なのは百も承知なのだが、それでもこれだけ若くて可愛い女性から数えきれないほどのメッセージを貰うと、嫌でもテンションが上がってしまうものだ。

P活女性は20~30代が多い感じだったが、なんと中には10代の未成年も少なくない。
一見普通で真面目そうな女の子から「大人(=SEX)は3(万円)でお願いします)。」と積極的なメッセージがバンバン届くのだ。
「もう終わりだよこの国・・」と呟きながら、私はせっせと返信していたのだ。

そして私は3人の女性と出会うことになる。
(ちなみに若すぎる女の子と一緒にいるのは流石に痛すぎるので、アラフォーの私と並んでギリ違和感の無いアラサー女性に限定した。)

1人目は大手町勤務の29歳のOL。
仕事帰りに、丸の内の喫茶店で会うことにした。
ファーストサマーウイカに似たさっぱりチャキチャキした女性だった。
初めてP活女子に接した私は、興味津々にどんな目的でどれくらいの頻度でどういう人と出会ってきたのか、質問をしまくった。
あまり異性として意識しなかったが、その分気を使わず友達っぽく話せて楽しかった。
この時は帰り際に5000円を渡した。

2人目は美容クリニック勤務の27歳。恵比寿のイタリアンの店で食事をした。さすがは美容系だけあってファッションもメイクもネイルも洗練されていて、なかなかの美人だった。ただ地方出身の彼女はどこかコミュ障さが残っていて、またそこが可愛らしかった。彼女には食事代のほか1万円を渡した。

3人目は個人的に彼女が一番タイプだったのだが、有村架純によく似た、丸顔で目の大きい可愛らしいIT企業勤務OLだった。恵比寿の和食居酒屋で飲んだ。彼女は頭もよく仕事熱心だったので、仕事の話もできて会話が合うのが良かった。彼女にも食事代のほか1万円を渡した。

その後、2人目の美容クリニックOLと3人目の有村架純似OLとはその後も何回か飲みに行っている。

食事を奢り、さらに帰り際に1万円の交通費を渡すと言う謎のプレイ。
「交通費1万円とか、お前の家は京都かよ!」と毎回心の中でツッコンでいる。
ただただ健全なP活動。

いったいこれの何が楽しいのかと思うかもしれない。
ただ一つ言えるのが、婚活目的のマッチングアプリの100倍は楽しい。

お互い気を使いながら腹の探り合いをする婚活アプリより、お金を払って割り切って会う関係の方が、1万倍気楽に楽しめるのだ。

ああ、もう普通のマッチングアプリには戻れないな。
こうして私の人生は益々迷走していくのだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?