登山:鎌ヶ岳
今日は山登り。
友人と、朝6時に出発し、駐車場に6:15着。朝日が出てきて気持ちのいい朝です。できるだけ早く出発して、早く下山したいタイプなので、この時間からの登山はとても快適です。
この季節の山は、緑がとても綺麗です。そして、寒くなく暑くなく、気温もちょうどいい。朝は薄手の上着を羽織っていますが、すぐに脱いでシャツになるくらいの気温です。風が吹けば気持ちがいい。木陰に行けば少し肌寒い。そんなちょうどいい気候での山登りができることは、とても嬉しいことです。
頂上につき、昼食です。昼食と言ってもまだ9時過ぎ。早めの食事です。人も少なかったこともあり、高台で平な場所を選びました。
シートを広げ、リュックを降ろし、準備を進めます。あまり難しい調理は出来ませんが、慣れてきたこともあり、スムーズに準備ができます。
メスティンで、「コーンご飯」を作りました。浸水したお米に缶詰のコーンとコンソメを入れ、水を適量入れてバーナーで火にかけます。沸騰し、弱火にし、蓋から水分が溢れてきたら火を止め蒸らします。
蒸らしの間、お湯を沸かし、カップ麺を作ります。3分待っている間に、ウインナーを焼き、黒瀬のスパイスで味付け。その一連の流れで、ちょうど食事が出来上がります。慣れてきたので、焦らないし、ちゃんとご飯ができるようになりました。
いざ、頂きます。「ちゃんとおいしい!」しかもここは頂上付近の絶景が見渡せる場所。ただのご飯が、別格の美味しさになります。自分で登ってきて、自分で調理して食べる。この「別格のおいしい!!」という特別感を味わうために、山登りをしているところもあります。
ご飯を食べたらコーヒーを淹れていただく。至福の時間。僕は片付けをしないと、ゆっくりできないタイプなので、シート以外の荷物をリュックにしまったら、ようやく「まったり時間」になります。
登りの疲れを癒すべく、靴を脱ぎ、足を伸ばして一休み。何も考えなくていい、心地よく、穏やかな時間。とっても好きです。
「よし、そろそろ降りようかな」と、重い腰を上げ、下山に入ります。降りている景色は、同じものを見ているはずなのに、どこか違って見えます。それもまた気持ちがいい。時間が違ったり、風が吹いていたり、太陽が差し込んでいたり、全部が同じじゃない、その場しか味わえない感覚です。
下りは9:30くらいでした。少し人が増えてきたので、すれ違うことが多くなってきました。その時に掛けてくれる言葉が好きです。
「お先にどうぞ」
「こんにちは」
「ありがとうございます」
そんな言葉を交わすだけで、気持ちが明るくなります。ギスギスしない、尖っていない、ただ、皆が山を登ることを楽しんでいる。ネガティブな要素が一切ないこの時間。とても好きです。
気持ちがいい山登りができたこと。ありがたい休日になりました。
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