コロナ禍を経て、変わったことを受け入れる。

 もう結構前になりますね。コロナ禍が明けて。

 一緒にサウナに入る人に質問してみた。「普段、何にお金を使うんですか?」明らかに物欲なんか無さそうな人なので、興味がありました。

 「コロナ前は、よく仕事終わりに街まで飲みに行ってたな。でも、今はまったく。家でお値打ちなビールやウイスキーを飲めれば、それで満足。今は、飲みに行きたいとは思わなくなった」

 「あ〜、僕と似ているかもしれない」そう思った。コロナ禍前に戻りたいなんて、全く思わない。飲み会がなくてもいいし、夜遅くまで遊んでいたいとも思わない。コロナ禍があったからこその、新しい生活。睡眠や運動の大切さを改めて実感したし、「今のままで充分」だと思っている。

 お互い「欲がない」。というより、「現状が良い、現状で充分」そう思っている。誰かと話してても、「〇〇買ったんだよね〜」という話についていけない。ついていきたいとも思わない。適当に相槌打って、「へー、いいですね」なんて、心にもない事を言っていることに疲れていた。コロナ前のあの頃。

 今のままで充分。

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