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美しい桜と歴史が融合する世界遺産|【姫路城】

今回ご紹介するのは、奈良の法隆寺とともに日本初の世界文化遺産に登録された「姫路城」です。

姫路城は名城ランキングで常に上位に入る日本屈指の美しい城で、日本人なら誰もが知る観光スポットと言ってもいいでしょう。

年間を通して多くの観光客が訪れますが、桜の時期には約1000本の桜に包まれる城郭がさらに多くの人々を惹きつけます。

そんな歴史ある城郭と周辺の見所をじっくりと解説していきますので、ぜひお楽しみください。



姫路城の歴史と建造物

姫路城は1346年、赤松貞範(あかまつさだのり)によって築かれたと言われていますが、はっきりしたことは分かっていないのだとか。

天守を持つ石垣作りの城と城下町を築いたのは豊臣秀吉で、今の外壁が白く美しい姫路城が生まれたのは、1600年に池田輝政(いけだてるまさ)が城主となった後と言われています。

外壁に塗られているのは白漆喰で、防火や防水の効果があるそう。

また、姫路城は白く輝く美しい外観が際立つことから、別名「白鷺城」とも呼ばれています。

これはシラサギが羽を広げたような優美な姿から名付けられました。

なお、三の丸、西の丸などは1617年に城主となった本多忠政(ほんだただまさ)がにより増築されたものです。


天守閣は400年以上の歴史を持つ

姫路城の大天守は1609年に建築されたもので、400年以上を経てもその風格と美しさで多くの観光客を引き寄せています。

5重6階地下1階の大天守からの眺めはまさに絶景で、城の建造物自体も見応え十分です。

内部には当時の生活様式や武具などが展示され、歴史ファンにはたまらないでしょう。

春には咲き誇った桜が上から見下ろせる最高のロケーションとなっています。


迷路のような城内を散策しよう

姫路城は独特の迷路状の構造で知られています。

城内を散策しながら、独自のデザインや防御の工夫に思いを馳せることができるでしょう。

迷路のような城内を実際に歩いてみると、当時の武将たちの戦略を感じられるかもしれません。

鉄砲窓から外を除いてみると、いかに考えられて築城されているかが分かります。


夕焼けに染まる姫路城

姫路城は1日を通しても違った姿が楽しめます。

夕暮れ時には夕焼けに染まる城壁がまた美しい。

晴れた日に訪れるなら、夕方にも訪れるとさらに姫路城の素晴らしさを満喫できるでしょう。


桜の季節は姫路城がより一層輝く

春が訪れると姫路城の周辺は桜で彩られ、まるで絵画のような美しい世界にが広がります。

姫路城にはソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤマザクラなど約1,000本の桜が植えられ、「さくら名所100選」にも入っているほどの絶景が楽しめます。

桜のトンネルや桜に包まれたかのような天守閣は、特に満開の時期に幻想的な雰囲気を醸し出し、訪れる私たちを魅了すること間違いありません。


夜桜ライトアップは圧巻

姫路城の日中の桜景色には圧倒されますが、夜にもまた違った美しさが楽しめます。

毎年開催される「姫路城夜桜会」は、機会があればぜひ訪れてみてほしい一大イベント。

ライトアップされて浮かび上がる夜桜はまさに圧巻です。

ライトアップされた桜と城のコラボレーションは必見で、国内にこれほどの規模の天守閣と夜桜を同時に楽しめる城郭は数えるほどしかないでしょう。

大人気イベントのため、チケットは事前にネットで購入していくことをおすすめします。


美しい桜と歴史の融合が感動を呼び起こす

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

姫路城はその歴史的な価値だけでなく、四季折々の美しい風景でも訪れる価値があります。

特に桜の季節には、美しい桜と歴史の見事な融合が感動を呼び起こしてくれるのです。

桜の名所を探している方もそうでない方も、歴史と自然が織りなす姫路城の魅力をぜひ体感してみてください。


【桜とお城の絶景スポット・大阪城の記事はこちら↓】

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