知り合いにW不倫の末、結ばれた高齢のご夫婦がいます。ご主人様は当時40代前半、奥様は40代後半、互いに配偶者とお子さんがいましたが、すべて捨てて恋に走りました。

初めて2人が結ばれた夜のことを恥じらいながら話すその眼差しは年齢を感じさせません。
聞いてないのに話し始めました（笑）

「（単身赴任中の）彼のマンションに行ったの。その日の夜、初めてひとつになったの。その時思ったの。もう夫の元には戻れないって、、、」と。

話したいのか、聞かれたいのか、、
聞かされているこっちが恥ずかしくなりました。

馴れ初めはご主人様の一目惚れ。
それもそうです。見ればわかります。
絶世の美女です。
日本人離れした掘りの深さと上品でノーブルな顔立ちとでも言うのでしょうか。
70代にしてもまだまだその美しさは衰えを知りません。

「奥様、お美しいですね」
どこに行ってもその美しさを褒められるそうです。ご主人はさぞ誇らしい事でしょう。

驚いた事があります。
現在のご主人が好きになってしまった事を奥様の元ご主人様に告白すると揉めるどころか「あげるよ」とあっさり承諾。拍子抜けしたとか。

昭和の演歌やメロドラマでよく見る、相手の家族に対する追い目も罪悪感も一切ない。
その鋼のメンタル、、、ツワモノだ！
それくらいの根性がないと人の家庭をぶっ壊すなんて普通は怖気付いてできないわな（笑）

「あんな奥様だから私を好きになったのよ」と気持ちいいほどの過剰な自信。
元奥様はブスだとも言ってました。

悪びれた様子が一切ないのは何故だろう？
呆れるほどの自惚れと一片の後悔もないという潔さには逆に脱帽です。

でも、たまったもんじゃない・・・
裏切られて捨てられた元奥様と子どもたちは。
多感な時期の子どもとしては何年経とうとも父親の不貞を簡単に受け入れられるものでない。
何十年たった今でも子供たちは父親に対して許せない、宿怨を懐いているようですが、それは、当然かと。

好きになったものは仕方ない。
誰にも止められない。

たった一度の自分の人生、不倫でもなんでも、人に迷惑をかけようともやりたいようにやったもん勝ちなのかもしれない。
瀬戸内寂聴みたいに・・・

出会いは不倫でも結婚して何十年も経てば
それは普通の老夫婦となんら変わりません。
お互い、大切な家族を捨ててまで一緒になりたいという情熱があったのは逆に羨ましいとさえ思います。

軽蔑はしないが、尊敬もしません。

それにしてもこの女性は見た目だけでここまで生きてこれた人。生活レベルは富裕層かと。

美と富は比例すると言われるがその通りだと合点がいきます。

デビ夫人にしてもゴクミにしても、アスリートにしても、特に野球選手は顕著だと。
彼女たちが眼を見張るほどの美貌がなければこうはならないだろうと、僻みもありますけどね（笑）
生涯年収が桁違いです。
結婚に限らず、世の中がその美しさを放っておかない。
人生、美しい女を経済力のある男は放っておかないわけで、、勝ち組だなと思いますよね。