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親が育てたように子は育つ?!

ちょっとおもしろい話がありまして

うちと同じように男の子五人いる家庭があります。A家としましょう。

料理の盛り付け方

A家では、ご飯の時、一人一人に料理をちゃんと入れ分けています。

我が家では、一つの大皿に全員分を盛っています。

A家の子供達は、全員おとなしくて、おっとりしています

我が家の子供達は、全員活発で、行動的です。

良い悪いということではないのですが、
これにどんな関係があるのか?
ないのか?

もちろん持って生まれた性格などもあるかもしれません。

でも、A家では、自分の分がきちんと確保されています。のんびりしていてもなくなる心配はありません。

一方、我が家では、大皿に盛られているので、さっさと取らないと、なくなってしまいます。

もちろん、「一人三個ずつ」とかいうこともあったかもしれませんが、大きい子と小さい子の食べる分量が同じはずもないので、自由にしていたことが多かったような気もします。

生存競争が激しかったので、活発で行動的になったのかもしれません。
行動的な子に育てようと思ってそうしたわけではなく、皿を洗う手間を
減らしたかっただけなんですけどね。


そういえば、覚えている光景があります。

おやつを大皿で出したら、まだ小さかった末っ子が兄達に負けじと、
口いっぱいに頬張り、なおかつ両手に持てるだけ持って食べていました。

ちなみに、我が家の場合、年齢差は、2歳、3歳、3歳、3歳です。
高3、高1、中1、小4、小1という関係です。



話はそれますが、
入学式と卒業式がかぶることになり大変ですが、下の4人は全てお下がりが利用できるので、経済的です。

末っ子が可哀想だったのは、ランドセルのことです。上の3人は、1年間だけ同時に小学校に通っていたので、新品のランドセルでしたが、下の子は、お下がりです。

ランドセルって、6年間は確実にもってくれるのですが、7〜9年目あたりで、突然壊れるのです。

1個目のランドセルが、数年で壊れ、次のに交換したら、また壊れ、修理をして使っていたら、下校途中に、突然壊れて勉強道具が道に散らばってしまったとか。

もう兄のお下がりはなくて、さすがに6年生になって新品を買うわけにもいかず、困っていたら、知人から頂き助かりました。

行動の切り替え

A家も我が家も、ゲームを買い与えていません。

ゲームで遊ばせてくれるB家に行くのを子供達は楽しみにしています。

ちなみに、B家からの距離は、
A家は、2〜3km
我が家は、8kmちょっと

どちらも、車で出かけるのですが、帰る時、子供達は、まだまだゲーム
をやりたいのです。

A家の場合

「もう、帰るよ」
「ちょっと待って。キリのいいところまで」
と言って、キリのいいところが過ぎてもやり続け、
「もう、帰るよ」
「ちょっと待って。キリのいいところまで」
これが、何回か繰り返されます。

我が家の場合

「もう、帰るよ」
さっさとやめて、帰ります。

もしも、どうしてもやりたい時は、親の車には乗らず自分で帰ります。
駅まで、歩いたら40分。そこから電車に乗り、さらに歩いて30分。

そこまでして、ゲームをやることは、ほとんどありません。

と思っていましたが、B家の方に改めて聞いてみると、ちゃんと
天秤にかけて、駅まで走って帰ったことが時々あったそうです。

天秤にかけると言うのは、
・初めてのゲームかどうか
・外の明るさ
・天気
・自分の体力    など

それらを総合的に判断して、親の車で帰るのか、自分で走って帰るのかをでちゃんと選択していたそうです。

どうしてそのように違いがあるのかと言うと、
もう、お分かりでしょうが、
A家では、待ってくれるのですが、
我が家は、放って帰るからです。

だから、車に乗せて帰ってもらいたいのならば、放って帰られないようにすぐにやめなければならないのです。

このことは、B家の方に言われるまで、気づきませんでした。

でも、面白いなと思いました。
親の行動によって、子供の行動が変わるのです。

子供は、常に親の行動を見ています。
「もう帰るよ」
と言いながらも、実際には、自分を待ってくれるのか。
それとも、待ってくれないのか。

一度、放って帰られたら、もう懲りて二度と親を待たせたりしません。

なので、意識的にせよ、無意識的にせよ、
親が育てたように、子供は育つ
のだと思います。


読んでくださってありがとうございました❤️

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