1着　◯ ジャンタルマンタル
 2着　◎ アスコリピチェーノ
 3着　消 ロジリオン

 4着　△ ゴンバデカーブース
 7着　▲ ディスペランツァ
 9着　△ アルセナール
17着　△ ボンドガール

終わってみれば1・2番人気のワンツーフィニッシュ。
勝ったジャンタルマンタルは、抜群のスタートを切ったあとは馬なりで外目の4・5番手を追走。
直線に入り、内のアスコリピチェーノをかわいがりつつ追い出しを開始。
得意のギアチェンジ性能で、残り300mで早くも先頭に立つと、全体2位の上がり3F33.9の末脚で2馬身半のリードを保ちゴール。
負けた2戦（共同通信杯・皐月賞）は、ココを勝つためだったのでは？とすら思えるほどの完勝。
厩舎陣営と川田Jお見事！

さて、物議を醸した2着のアスコリピチェーノ。
個人的にはあのアクシデントからの2着は勝ちに等しい価値があると思う。
SNSでルメールJを批判するコメントが多く出ているが、馬に乗ったこともない〝ド素人〟がパトロールフィルムを見ただけで、通算2500勝以上している百戦錬磨の騎手に対してよくもまあ色々言えるもんだ。
正式に制裁も受け、結果も確定したのだからノーサイドでいいでしょうに。
ただ、一点だけ気になるのが、今回ジョッキーカメラが現時点で非公開なこと。
出したらマズい映像が映っているのでは？と勘繰ってしまうのは私だけ？？

3着は漁夫の利ロジリオン。
直線の入り口でジャンタルマンタルがアスコリピチェーノを内に閉じ込めた際に外にできたスペースをロスなく伸びた。
最後はこれまで1400mを中心に使ってきた影響か、残り200mを過ぎたところでパタっと止まってしまった。
2歳時にはコラソンビートと差のない競馬をしており、力は示した。

4着は斜行して制裁を受けたゴンバデカーブース。
7ヵ月振り・3戦目・9分仕上げなら上々の結果。
むしろ走り過ぎた感すらある。
次走は良くも悪くも要注意な気がする。なんとなく。

9着のアルセナール。
大外18番枠から出遅れてしまってはレースにならず。
直線上がり3F最速33.8の脚を披露するも1ケタ着順が精一杯。
来週のお姉ちゃん（ナミュール）は出遅れませんように…。

最後に、制裁の対象被害馬（ボンドガール・キャプテンシー・ディスペランツァ）について一言。
制裁対象馬が降着ではなく過怠金だったということは、大勢には影響なかっただろうという判断。
武豊Jがレース後に『今日はアンラッキーでした』とコメントしていたが、そうやって消化するしかないんだと思う。しんどいけど。

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