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桜花賞(GⅠ) 回顧

 1着 ◯ ステレンボッシュ
 2着 ◎ アスコリピチェーノ
 3着 消 ライトバック

 8着 △ クイーンズウォーク
13着 ▲ チェルヴィニア
16着 △ コラソンビート

阪神JFの1・2着馬が入れ替わる結果となった桜花賞。
トライアル経由組は4着のスウィープフィートが最高位。
今後もトライアル非経由がトレンドになっていきそう。
いっぽうで、JRAはトライアルの時期含め、再考する必要があるのでは?

さて、勝ったステレンボッシュと2着のアスコリピチェーノとの能力差はおそらく紙一重。
コース・距離適正と仕上がり具合はアスコリピチェーノに分があり、騎手および厩舎力はステレンボッシュに分があったように思う。
4コーナーを回り終えたあたりで両馬は接触しており、アスコリピチェーノが外に弾かれている。
(優勝インタビューで『直線手前でポケットに入って心配したが、残り400mあたりでスペースができた』と語っていることから、あれはモレイラJが意図的にやったと推察する。)
その間にステレンボッシュが先に加速し、約1馬身ついた差は詰まることなくゴールへ。
この先、アスコリピチェーノは距離適正的にオークスではなくNHKマイルCへ向かうことが予想されるため、桜花賞こそは獲っておきたかったはず。北村J無念。。。
いっぽうステレンボッシュは、早くも厩舎サイドがオークスへ向かうと発表。
皐月賞に出走するレガレイラの動向次第ではあるが、現時点で文句なしの大本命。

3着のライトバックは、上がり最速32.8の鬼脚を披露。
パドックではホライゾネットを着用してギリギリでテンションを保っていたような状態。
輸送と気性面の成長がポイントになりそうだが、オークスでは要注目の一頭。

4着のスウィープフィートは、ライトバックに次ぐ上がり33.0の脚で追い上げるも、直線で前が開かず外に切り替えるロスあり。
あれがなければ3着はあったか?!
次走はオークスを予定しているようだが、さすがに2400mは持たないような気が…。

5着のエトヴプレは、先行勢で唯一の掲示板。
藤岡康太Jの落馬負傷により、急遽鮫島克駿Jへの乗り替わるトラブルがありながらも力は示した。
しかし、やはりマイルは若干長い印象で1400mまでがベストか?

3番人気のクイーンズウォーク
スタート直後、内に包まれるのを嫌ったのか川田Jが意図的にポジションを取りにいったように見えた。
直線ではインを突くも伸びを欠き8着。
道中少し折り合いを欠くような仕草を見せていたのも影響したか?!
オークスでの巻き返しに期待。
陣営はオークス向きと言っているが、気性面の成長が必要では?

4番人気のチェルヴィニアは13着。
潜在能力は間違いなくピカイチも、やはり半年振りがこたえた様子。
順調であればと悔やまれる。。。
3・4着馬が最後尾から伸びてきたことを踏まえても、個人的には4コーナーまでは死んだフリで、過去3戦で披露した33秒前半の豪脚を見てみたかった。
(もしも鞍上がルメールJのままだったなら…)
ルメールJの落馬負傷により急遽乗り替わったムルザバエフJも、当日2Rで落馬という不運。
そのまま騎乗はしたものの、多少はその影響もあったのでは?
残念ながらこの馬は「持っていない」のかもしれない。

5番人気のコラソンビートは16着と惨敗。
併せ馬でシンエンペラーに先着するなど、万全の調整に見えたが、終始折り合いを欠き早々に馬群に沈んだ。
クラシックで唯一可能性のあったレースだけに、ここ勝負の仕上げだったのだろうが、それが裏目に出てしまった様子。
加藤調教師『現状はマイルの方がレースしやすいと思う』
武史J『1600mは長かったかも?前走の1400mでもギリギリ』
どないやねん!

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