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”反対する種族”

そもそもテクノロジーを使った改革は新しいことなので、基本、反対意見だせる人っていないはずですよね。何故ならば、”30年ビジネス”を最新のテクノロジーに改革して成果出した人はほとんどいないからです。

「今のままでいい!」という経営判断なら、むっちゃ納得です(笑)

そうじゃくて「DXを推進」するミッションがあるならば、どう考えても「合理性のある反対意見」は言えないはずです。というか、そもそも実行側もファクトがあって説明することができないので、反対されちゃうと、完全にスタックします。そんなシーンをよく見ます

流通の世界でも、ガンガン改革を進めている企業がいます。私の知りうる限り、そういう企業は、目標を定めながらも、テクノロジーの進化に柔軟に対応して、チャレンジを繰り返されています。これはアメリカ企業のアジャイルな進め方と似ているなと思っています。

しかし何故、反対意見を押し通せるのだろう。ほんと謎ですよね。

若手エンジニアやソリューション営業の仲間とディスカッションをしていると、「何故か反対する種族」の話で盛り上がります。みんな、それを突破するのに時間と脳みそを使っているので、おじさん側のひとりとしては、本当に申し訳なく思っています。

・現状と未来が明確でない。
・費用対効果が明確でない。
・現状の機能でできている。
・あの機能がないから不十分。
・我々も数年前から開発中だ。

うおお、こういう発言をする「何故か反対する種族」は、自分の会社をどうしていきたいのだろう。

いま本当にAIテクノロジー界隈ではシンギュラリティと言われています。んま、僕なんか全然語れないレベル1ですが、それでも勉強すればするほど、AIで業務が成り立っちゃう現実があることは理解しています。「もうすぐくる」じゃなくて、もうすでに追い越されて、どんどん先に行っちゃってるんですから笑。

明確な打ち手はあるのか?

尊敬するイェール大学の成田先生が、「独立国をつくろう!」って言っていました。もちろんメタファーな伝え方ですが、ほんと「独立会社」を作っても良いかもしれませんね。そしてリアルで実践することで”事例”を増産する作戦です。デファクトをとるような野心ではなく、大きめの社会実験というイメージです。

今日は少し毒はきました。特定の企業じゃないですよ。多くの企業が紆余曲折しているという話ですね。

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