毎日、写メ日記を書くのって、

「文章書くのが大好き！」でない限り、大変なことですよね。

「誰か、書いてくれないかなあ・・・」と言う気持ち、

わからないでもありません。

家にいるとき、時間外労働したくないですもんね。

しかし、「写メ日記つらい！」の意見を横目に、
私は、現役時代写メ日記を書くのは、苦痛ではありませんでした。

（写メは苦手・・・）

そのため、こんなご相談を頂いたこともあります。

即答してしまいますが、

「日記そのものを書くのは得意です、しかしお断りします」

過去に、「苦手だから、１ヶ月１万円で書いてほしい」と言われたこともありました。（そんな安すぎる金額で、そんなことデキマヘン！）

わたしは、写メ日記代行は、反対派です。

なぜなら、代行のデメリットが大きすぎるからです。

というわけで、

「写メ日記代行をお願いするメリットとデメリット」をお話しします。

写メ日記代行のメリット

自分で書かなくてもいい

最大にして唯一のメリット。

ノルマがある場合は、プレッシャーを感じる必要がありません。

出稼ぎなどで、「１日５本書けば保証出します」などの条件がある場合は、

代行に依頼してアップしてもらえば、お給料は約束されます。

本気で文章が苦手な方にとっては、便利ではあると思います。

写メ日記代行のデメリット

自分で手間をかけないからこそのデメリットが、たくさんあります。

１）お金がかかる

代行業者さんに寄りますが、ほとんどの場合「１本当たりの単価」が定められています。

また、長さや、オリジナル性を持たせるなどオプションを付けると、

単価がさらにアップ。

１本あたり５００円など、一見格安に見える単価。

しかし、１ヶ月書くとしたら、３０本。

１５０００円です。

この金額を見たら、

冒頭でわたしが依頼された「１ヶ月１万円で、写メ日記毎日書いてほしい」は

「は？何を言うてます？」

となってしかるべきですよね。

２）キャストとの印象のズレが発生する

いくら事前に、自分の趣味、使いそうな表現、考え方などを伝えていても、

代行業者は、自分ではありません。

そのため、出来上がった文章と、キャスト本人に、

イメージの差が発生します。

実際には、明るくかわいいイメージの女性が、

日記ではエロくて大人の女性になっていたりします。

パネマジならぬ、日記マジが発生します。

３）代筆してもらった日記の内容を覚えないといけない

（２）にも通じますが、

お客様はときどき、トークのネタとして、

あなたの日記に書いてあったことを出してきます。

その時あなたが言葉に詰まったら、お客様はどう思うでしょう？

お客様によっては、あきれ顔をすることがあります。

自分で書いてても、内容を忘れることもあるものです。

誰かが書いているものだったら余計に、覚えていません。

４）質が悪い

過去、このようなご相談もありました。

「代筆してもらっています。

私の雰囲気に合わせてもらいましたが、

お客様の反応が良くないです」

ということで、実際の代行文章を見せてもらったところ

難解すぎて読む気にもならない、すごくきどった文章
こんなん写メ日記ちゃう、辞書や・・・

でした。

おまけに、その女性の雰囲気もまるで伝わってきませんでした。

他には

「【他の嬢と日記が瓜二つ】とお客様に指摘された」

というおはなしもありました。

同じ代行に依頼したのでしょう。

テンプレ使いまわしで、名前とかだけ変えていたのでしょうね。

写メ日記代行、使う使わない・・・どっち？

わたしは、個人的には「代行はお金の無駄」と思います。

写メ日記は、自分の売り込み。

個性がばっちり出ます。

たとえどれほどシンプルな言葉を使っていたとしても、

本人のすがたが現れます。

「文章には、人柄が出る」のです。

「自分の特徴を、自分が書く」のが、一番の売り出し方法になります。

他人が書いた自分の心より、

自分が書いた自分のこころのほうが、自分に近いに決まっています。

他人が書く文章は、しょせん他人の心がにじみ出る。

あなたの成分がすくない、文章なのです。

だから、１５０００円とかを代行に払うより、

本を読み、自分で書く。

または、あなたの魅力をよくわかってくれる人に、

あなたの魅力を語ってもらう。

そして、あなたの魅力を、あなたが自分の手で書く。

いつかくる、風俗卒業＆他の仕事に就くときのために、

自分の手で文章を組み立てる練習をしましょう。

書かないと、うまくなりません。

写メ日記代行にお金を使うくらいなら、

写メ日記添削をしてもらう方が、断然お客さんが増えますよ。