7453 良品計画(店舗レポート)

2024.1



久しぶりに来店したので、今日は、少しアパレルについて書いてみようと思う。

以前に良品計画のアパレルを見て、明るい色が増えているとコメントしている人がいて、実際確認してみると確かにカラーバリエーションが増えていました。
今は主力商品では8~10色ぐらいのバリエーションを展開している。
サイズに関しても通常であればS ~Lぐらいだと思うが、良品計画では、XS~3Lまで展開している。
良品計画といえば、オーガニックのイメージが強いが、デザイン性もかなり改良されているのではないかと思う。
今までそれほど見たことはないのではわからない。
製造元をみると、東南アジアを中心した場所で製造されていることから、わりとユニクロと近い商品なのではないかと思っている。
価格もトップスであれば、2900~4900円前後、ボトムスも3900円~からと価格でみるとユニクロとほとんど変わらない。
売り場構成は店舗立地によって違うと思うが、平均して見ていると、約1/3ぐらいがアパレルではないかと思う。
なので、ある程度商品は絞り込まれている印象で、非常にシンプルな商品が多い。デザイン性でみると、ユニクロより劣るかもしれないが、ちょっとしたお出かけ着(近くの買い物など)には適した商品を販売している印象で、コーデイネイトもしやすいのではないかと思っている。
年齢層は40~50代だと言われているいるが、実際は多様な客層が来店しており、従業員も若い女性が多いことが目に止まる。
非常に若い人にも人気のある店舗だという印象が強い。

また比較的、ゆったりした服が多い印象で、他のアパレルと比較しても、それほど在庫リスクにさらされることはないと思う印象。
実際、良品計画では、すでに春物展開が前面でされており、他のアパレルより、順調に冬物の消化は進んでいるように思える。

またアパレル特化型の店舗を出店するなどアパレルにはそれなりの手応えを感じているのではないかと思う。
良品計画はグローバルでも展開しており、グローバルを意識した、商品展開をしていくと思うので、今後も注目して見て見たいと思う。


今週も、近くの良品計画に来店した。
同じショッピングモール内にハニーズ、ユニクロなども入居していたので、比較して見た。
月次などでも記載されているが、良品計画は、アパレルの消化状況が良いと感じる。良品計画だけが、春物を前面に立ち上げており、ほとんど冬物が見らない。それに対して、ユニクロなどはやや重衣料の在庫が多いと感じる。
暖冬であったが、十分在庫を確保して、販売していたためチャンスロスは少なかったのであろうと思う。
それに対して、良品計画はやや在庫不足も感じられ、チャンスロスは多少あったのだろうと推測できる。
詳しく数値は見ていないので、また見て見たいと思う。
ハニーズも11月の気温が低下したタイミングで重衣料を増やしている影響もあり、やや重衣料は在庫があるのではないかと思う。
ただそれほど多く冬物の在庫を抱えている印象はないが、12~1月にかけて、気温が高かった影響は少し出ているのではないかと思う。
ただ、相対的には、暖冬など気温変動が激しいシーズンだった割には、うまくコントロールしている印象が強い。
今年の秋冬では、 軽衣料 ~中衣料を中心に販売動向がよく、良品計画にとってはそういった商品を中心とした品揃えで、販売動向はよかったのだと思う。




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