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【第15位 ことばのパズル もじぴったんWii】知的好奇心くすぐられまくりました

こんにちは、ハルリです。
今回は、思い出のゲーム第15位「ことばのパズル もじぴったんWii」の紹介です。

【ゲームデータ】
●発売日  2008年3月25日
●メーカー バンダイナムコゲームズ
●機種   Wii

忙しすぎた30代

このゲームが発売された2008年というと私が30代半ばごろ。
2008年と言えば忘れられない世界的な出来事が起こりました。

リーマン・ショックです。

リーマン・ショックとは、2008年9月15日に米国の投資銀行リーマン・ブラザーズが経営破綻したことをきっかけに、世界的に起こった金融危機のこと。

日本においても、株価が大暴落し、企業の業績悪化やリストラ、倒産によって失業率も大きく上昇するなど、深刻なダメージを受けました。

そのリーマン・ショックが起こる2年ほど前から、当時勤めていた会社で大きなプロジェクトを担当することになり、ありえないぐらい(苦笑)忙しい日々を過ごしていました。

当時は働き方改革の「は」の字もない時代!!
想像を絶する残業時間。
終電、休日出勤はあたりまえ。

いくらゲーム好きな私でも、とてものんびりプレイする時間なんてありません。たまに気になるゲームを買っても積みゲーになるばかり。

そんな状況でしたが、Wiiでとあるソフトが発売されることを知ります。
それが、今回紹介する「ことばのパズル もじぴったんWii」でした。

「もじぴったん」を初めてプレイしたのは、遡ること5年前の2003年。
PlayStation2版が最初です。

改めてどんなゲームかを簡単に説明すると、ステージごとに決められた文字の中から1文字ずつ選びマスに置いて「ことば」を作っていくゲームで、制限時間内に課題を達成すればステージクリアとなります。

具体的に言うと、例えば「あ」と「い」の文字の書かれたパズルを組み合わせて「あい(愛)」という具合に単語を完成させていくゲームで、さらに「す」を組み合わせると、「いす(椅子)」と「あいす(アイス)」が連鎖で完成し、高得点が獲得できるという仕組みです。

ジャンルとしてはパズルゲーム。
もう少し詳しく言うと、”知的好奇心くすぐり系パズルゲーム”

当時のパズルゲームというと、テトリスやぷよぷよなどの、いわゆる「落ちもの」ジャンルに代表される、色や形を並べて消していくというルールが多かったですが、本作には何かを消すという要素はなく、「ことばを作る」という、画期的なルールとなっていました。

その「ことば」の種類はPS2版で約8万語。
Wii版では13万語と言われています。

当然知らない言葉もたくさんありますが、単語が完成する度に、ちゃんとその意味の説明が表示されるので、何気に勉強になり知的好奇心がくすぐられます。

見た目の第一印象は、とにかく楽しそうな雰囲気を感じたゲームで、今まで遊んだことのないタイプのゲームという事もあり、興味を持ってPS2版を買いました。

これが実際にやってみるとめちゃめちゃ面白かったんです。

狙った単語を作ることが出来た時の気持ちよさ。
そして偶然に言葉の連鎖が決まっていくのも、これまた爽快。

ひらめきと偶然が交互にやってくる展開は中毒性がありましたし、音楽も独特の世界観があって、全部がいいんですよねー。

これまでに体験したことのなかった感覚を味わえた作品となりました。

そんなPS2版の発売から5年が経った2008年。

Wii版が発売されると知り、「へぇ、そうなんだ~」ぐらいに思っていたところ、これまでのシリーズになかったある機能が実装されます。

オンライン対戦の虜

それがシリーズ初のオンライン対戦モードの搭載でした。

もともとPS2版にも対戦モードは存在していましたが、当時はオフラインでの対戦。

社会人となり、学生時代と異なり友人とゲームをリアルで対戦する機会もめっきり減っていく中では、あまりオフラインの対戦モードはプレイできていませんでした。

ただし、対戦モードがどう考えても面白いことは長年のゲーム歴からわかりきっていました。対戦のルールが私好みでしたので(笑)

その対戦ルールとは、マスを相手と取り合うというルールで、先に何マス取ったら勝ち、という陣取りゲームのような対戦を行います。

相手の作った言葉に文字をくっつけて上書きすることで、自分の得点にすることが出来るため、先ほどの例でいうと、私が「あ」と「い」を使って2マス分の得点を獲得しても、相手が「す」をくっつけ、「あいす」とすると、私の2点が0点になり、相手に一気に3点が入る仕組みです。

つなぎやすい簡単な言葉を避けることを目指しつつも、制限時間があるので焦りまくります(笑)

そんな絶対楽しい対戦モードがついにオンラインで遊べることになりました。それがWii版です。

最初に書いた通り、30代前半はほんと仕事に明け暮れていて、ゲームもそれほどやり込んだ記憶はないんですが、このもじぴったんのオンラインの対戦だけは、めちゃめちゃハマったのを覚えています。

どこにそんな時間があったんでしょう(笑)

それにしても、ホントに楽しかったです。
おそらくオンラインで初めてハマった対戦ソフトになったのではないでしょうか。

そしてこのWii版は、最初はダウンロード専用で値段が確か1000円。
価格バグってますよね(笑)。費用対効果が半端ありません。

現在はSwitchなどで「もじぴったんアンコール」として発売されているようです。

noteで思い出のゲーム記事を書くと、またやりたくなっちゃうんですよね。
腕前はかなり落ちたと思うので、一人用をちびちびやってみようかな(笑)

そんなオンライン対戦ゲームとしてハマりまくった思い出のもじぴったん。

「もじぴったん」の制作に携わってくださった皆様。
思い出に残る作品を作っていただき、ありがとうございました。

おまけ

最後に紹介した「もじぴったんアンコール」にも入っていますが、昔のナムコゲームをモチーフにしたステージが30ステージ入っているんですよね。

こちらのステージは見た目だけでなく、なんとBGMもその元となったゲームの音楽が流れるんです。

ゲームミュージック好きな私としてはかなり惹かれています(笑)

ナムコゲームを元にした30ステージのうちの一部がこちら。画面はそれぞれ
「ディグダグ」「バベルの塔」「マッピー」「ドラゴンスピリット」

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