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寿限無とかいうこの上ないキラキラネーム

どうも。
ガイアです。

実はこの間、うちの近くの商店街みたいなところで、小学生の選ばれた作文が掲示されてたんですよ。

それで小学生の作文なんか見てると本当に「負けた~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!」って感じがして、、、、。

何でそう思わされたかっていうと、こういうブログを少し書いている身からすると、「この表現ってどうやったら伝わるんだろう」とか「この表現はこっちがいいんじゃないかな」って色々考えちゃうわけですよ。

んで小学生の完璧すぎる文章を見ると「めちゃめちゃ伝わりやすいじゃねえか!!!!!!」って驚愕しちまうわけ。

わかりやすく、難しい表現を使わずとも書いた人の言葉できちんと伝わってくるから見ててしんどさもない。なんかそういう本出てくれねえかな。小学生の文章集みたいな。KADOKAWAあたりが出してそう。

まあ、そんな話は置いておいて。今日は小学生の作文についてふと思い出したことがあってさ。

小学生の時ってみんな「自分の名前の由来」について作文書かされなかった????



それでふと思い出したんだけどさ、、、、。

寿限無が書く「名前の由来」の作文ってスゲー書きずらくない??????????????


どういうことかって言うと、寿限無の名前の由来って要するに、「縁起のいい名前の候補が10個くらいあったから全部繋げて一つの名前にしようぜ」的なノリじゃん???

作文にどう書くんだよ。こんなの書いても親が間抜けであることがクラス中に知れ渡っていじめられるだろ。

というかすでに入学して自己紹介の時に浮くだろ。テストのときなんか名前書くだけで5分はとられるわ。

相当親バカが募ってるな、、、、。

俺が親だったら大学を地元から遠く話してソッコー一人暮らししてやるもんね。

ということで今から

「もし寿限無が自分の名前の由来を書く作文を作ったらこんな文章になるだろう」

ということでこれから書いていきたいと思う。(設定は小学校6年生くらい)



「ぼくの名前のゆらい」 著:五十嵐 寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末・雲来末・風来末、食う寝るところに住むところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポ・パイポ・パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助

ぼくの名前を付けてくれたのは寺の住職さんと、両親です。なぜこんなにもあくびが出てしまうほどに長い名前かというと、それは「長生きしてほしいから長い方がいいんだ」という安直すぎる理由でこんなに長い名前になってしまいました。
まず、「寿限無」とか名前の通り、寿命が限り無いという意味です。次に「五劫の擦り切れ」とは、とても長い時間のことです。
「海砂利水魚」とはとてもたくさんという意味です。
「水行末雲来末風来末」とはいくところが果てしないという意味です。
「食う寝る処に住む処」とは衣食住に困らずに生きていくという意味です。
「やぶらこうじのぶらこうじ」とは長生きしている木のことです。
「パイポ、シューリンガン、グーリンダイ、ポンポコピー、ポンポコナー」は天国に住んでいる長生きした王様の名前です。
「長久命」とは長生きという意味です。
「長助」とは長く助けるという意味があります。
ぼくはこの名前を付けてくれて感謝してますが、正直クラスでバカにされ、仲良くしてくれてる友人も「いがちゃん」と呼んでくれますが、だれも寿限無のことに関しては聞いてくれません。明らかに気を使われて少し気まずいです。これで僕の文章を終わります


名前は馬鹿にならずにちゃんとつけてあげよう。


でもペットに名前を付けるときは多少馬鹿でも許される


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