見出し画像

ぷらから

" ぷらから "するのが苦手です。

以前仕事してた所でも、自分の性格、気質、ともすれば障がいのせいか、他に人が沢山いる環境や大きな音がしんどく、なるべく速く自分の作業を終わらせて他の人、部署に空間を譲る、それを考え続け身体を使い続け、奇妙に洗練されていった気がします。

作業場へ入ったら予め何を最優先に動かすか、その最短ルート

先輩が1階からそろそ荷物を上げてくる時間、今日の天気によっては少し少なめか…
そろそろ他部署の人が痺れを切らしてやってくる、時系列

騒がしい空間になってくるのが嫌だから集中してました。手順を一つミスると、軽い電流が流れる、そんな緊張感、ときにゾーンに入る位。それも静かに作業をし、終えてました。

同じ空間で作業出来れば本当は良いのでしょう。作業中よく思ってたのは、一人旅より夫婦やカップル二人で宿泊した方がホテル側も割り引きしやすいだろうな、クリスマスシーズンなんかにお一人様予約なんて、つり上げられるか" お部屋御座いません "……だろうな。
私も連れを作った方良いのかな…

私が作業してる時間は、まるで独り舞台のような雰囲気に暗に配慮してもらいました。それが解るから余計速く集中していきました。

速く終えると時間が余る。集中した分だけエネルギーも消耗してるから、残りの時間をゆっくり過ごせばよい、けど" 他に何が出来るだろうか? "という考えも頭にありました。
実際自分のやること、出来ることは終わったから特に無いのだけど。
そういう事々を解ってて現場の先輩達が声をかけてくれてました。
最近飲み屋いった?、仕事のグチ、流行り病(笑)について…

気の良い先輩達に囲まれて適当な事話してるのは楽しかった一方、もっと上手く、時間や空間を使えないか?

" 読者する女 "でいつも忙しそうに動き回ったり、予定日を立てたり、突然プロポーズしてみたり、そんなサラリーマンだったか社長さんがいたような。
よく思い出します。

ぷらからする為にカフェ行ってみる
いつもと違うルートで帰る
何となく電車乗って旅行してみる
スマホ不在にする


以前まで勤めてた会社で、" ぷらからの達人 "が居て、その人を見かけたり、その人のグチを聞いたりする度に "大変だね "って言いながらも、笑みが止まりませんでした。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?