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市場で呑んだそのあとは 松島から仙台へ

ほろ酔いで塩釜水産物仲卸市場をあとにする。

東塩釜駅までふらふら戻り、本塩釜駅に向かう。
せっかくだったら船に乗って松島へ行こう。
本塩釜駅の改札口を抜けると、またまた生鮮市場があり。

生鮮市場田清

ん?

…ん?

ジョニーって誰?波乗りジョニー?
塩釜でジョニー。しかもゆるすぎるジョニー。
魅力的すぎる。

ジョニーの推しが強すぎて、こちらでも買い物三昧。
いい買い物できたよ。ありがとう、ジョニー。


市場をあとにし、10分ほどでたどり着いたのはマリンゲート塩釜
ここから船に乗り松島まで向かう。50分ほどの船旅 芭蕉コース。

しらたかで向かう。

外海は荒れているよーとのこと。
船酔いする前に酔っちゃったほうがいいねーと船乗りおじさまから素敵なアドバイスをいただいたのでビールを購入。

塩竈ビール
海水から製塩された塩竈産藻塩を
使用したクラフトビール。
藻塩によりコクがうまれおいしい。
しょっぱくはないよ。

塩竈ビールはかまぼこ老舗店「阿部善商店」が開発販売していた。
海の幸やかまぼこに合うビールをつくってしまうなんて地元への愛が深すぎる‼︎

さすが水産練り製品の老舗店、
ビールラベルにおでん隠し絵が。
ちび太のおでんと同じかたち。
こんにゃく、ガンモ、ナルト
…いや、ちくわ⁈


甲板でぐびぐび飲みながら、いざ松島へ。

仁王島
波の侵蝕でこんなかたちになるなんて‼︎
自然美はすばらしい。
鐘島
洞門が4つあり。
波が洞門に打ち寄せると鐘に似た音が
響き渡ることからこの名前が。美しい。


潮風にあたりながらの船旅は気持ちがいい。あっという間の50分だった。
喉も乾いたし(お酒呑みすぎて)、せっかくだから松島一望できるところへ行こうと(お酒呑みすぎてちょっと休みたくなって)見つけた喫茶店。

SHOBIAN CAFE
海を眺めながらお茶をするなんて優雅だわ‼︎

そういえば観光らしい観光をしていないことに気付き、さっさとお茶を切り上げ瑞巌寺(臨済宗妙心寺派)に行くことに。

庫裡
写真撮影できるのもここまで。
こちらは現在入口になっており、
禅宗寺院で台所の役割を担う建物。
本堂(国宝)
伊達政宗公創建。
部屋は使用目的にふさわしい
絵画や彫刻で装飾されている。
以下写真瑞巌寺HPより
https://www.zuiganji.or.jp/
室中しっちゅう
法要が営まれる、本堂の中心となる部屋。
襖絵は仙台藩最初のお抱え絵師・狩野左京による
「松孔雀図」。
仏間
室中の奥に位置し、本尊の聖観世音菩薩像、
初代藩主政宗公から12代藩主斉邦公までの
位牌を祀る部屋。

何度か訪れたことがあった瑞巌寺だが、ようやくこの場所のすばらしさがわかるようになってきた。大人になるってやっぱりいいな。


この松島を非常によく描いている漫画がある。

ざつ旅 石坂ケンタ
旅先の観光ポスターで知った漫画。
きちんと景色が描写され、
読めば旅の思い出に浸れる。
松島海岸駅前シーン。
駅前にこのお店あったよ。
瑞巌寺シーン。
完璧な描写。

今回の旅は夫ともさんと一緒。
彼も旅にでた際に必ず訪れる場所がある。
それはその土地のJAZZ喫茶店。

そのお店は仙台市の一番町にある。

Count
いい空気が流れている。
最高‼︎
ALTECのスピーカー。
からっとしたいい響き‼︎

ここは、ともさんが一度は訪れたいと言っている岩手県一ノ関にあるJAZZ喫茶 BASIEの店主から名前をいただいたお店。
そうか‼︎ お店の名前は、名門ビッグバンドを率いた米ピアニスト、カウント・ベイシーからきているのか‼︎ そりゃともさん大興奮するわ‼︎

じっくり音楽を楽しむ。
それも大人になってわかったこと。
いい気持ちで外にでると夕暮れどきだ。
さて最後の締めといきましょうか。

旨味太助

どうしても分厚い牛タンでビールを楽しみたかった。

牛たん焼き
テールスープ
牛タンを焼いている景色で呑める。

東京にも店舗はあるが、やっぱり本場は違うなー。
牛タンそのものも旨みジューシーでおいしいが、お店の雰囲気がさらにおいしさを増しているような気がする。
うまーい。そりゃみんな笑顔になるわね。


地元のものを食べに行くだけの旅ってなんて贅沢なんだろう。
1日で宮城県を楽しめるのかな?…と思ったけど大満足で大充実した1日になったよ。
キュンパスよ‼︎ ありがとう‼︎

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