来てくださってありがとうございます。

　家事の中で一番苦手、嫌いなものは「食器洗い」である。
食洗器も一様あるのだが、並べ方なのか、洗剤なのか、食洗器本体
の問題なのか、洗いあがりが悪く、夫から
「手で洗った方がいい」と何年か前に伝えられた。
　
　「何のために食洗器をつけたのか？」
　「じゃあ、あなたが洗えばいいのでは？」と当時思ったのだが
伝えることが出来なかった。

　正直、ちょっと伝えると機嫌が悪くなっていたので、私もめんどくさく
伝えるという事をしなくなっていた。
　しかし、最近はこれをしてほしい、あれをしてほしいと伝えるといい返事でないときもあるのだが、やることも増えてきた。
　
　「空のお弁当箱は開けて、洗い場においてほしい」
と何度か伝えているのだが、ある日
　「それくらいよくない？（それくらい私ができるでしょ）」
的なことを言った。
　すかさず娘から
　「それくらいと思うならパパがすれば？？」と言われたことは
言うまでもない。

　私の今年の目標は
「ちょっとやってみる」

　という事で、ちょっと言ってみたのが題名の通り。

　私「私、家事の中で一番嫌いなのが食器洗いなんだよね」
　夫「そうなの？俺食器洗いはそんなに嫌いではない」
　私「洗濯物を入れたり、畳んだりする方がいいかな」
　夫「逆に俺は、洗濯物のほうが嫌かな・・食器洗いするわ」
　私「じゃ私は洗濯物を主にするわ」

　おっ！契約成立か？？

　いや先は分からないのだけれど、ちょっと言ってみてよかった。

　よし、本人が忘れないうちに家族にも情報共有しておこう(笑)

　そんなの言えば済むことなのだけれど、一番身近にいる人に言えない事
はたくさんある。
　「相手も疲れているだろう」「私がやった方が早い」「何か否定的なことを言われたら嫌だ」と言う理由から伝えることをためらってきた。
　だから、不満もたまってきていた。

　伝えることは勇気もいるし、反応が怖かったりするけれど、小さな一歩で変わることもある。

　実際その言葉でふっと楽になったことは間違いない。

　さてさて、これから先、毎食後やってくれるのか？？？？