創価学会 体験記(#10 ウグイス嬢やってみた)

少し前に、旧T協会と自民党とのつながりについて話題になっていましたが、公明党と創価学会の関係性も”なかなか”のもんだと、個人的には思っています。

選挙の公示後に、選挙カーをよく見かけますが、
私は選挙カーを見るたびにうぐいす嬢をやった時の自分を思い出してしまいます。
選挙カーからマイクを持って「○○党の△△に清き一票をよろしくお願い致します!!!!!!」と
声を張って叫び続ける女性のアレです。

私やったことあります。アレ。
国政選挙ではなく、とある地方都市の地方選挙の時だけではありますが…。

おそらく、他党のうぐいす嬢はちゃんと報酬を頂いてると思いますが、
公明党のうぐいす嬢は旧女子部・婦人部が無償でやっている場合が多いです。

【ウグイス嬢のなり方】
公明党のうぐいす嬢にどうやってなるかというと、
「私、やりたいです!」と立候補するわけではありません。
女子部の活動家は基本全員参加なの、強制的にやらされます。

私がうぐいす嬢だったときは本部長だったので、さらに問答無用で
”うぐいす嬢 副責任者”という役職も与えられました。

【ウグイス嬢、デビュー前】
勝手に戦力としてエントリーされたら、次に待っているのはうぐいす嬢の練習です。
私のときは、2ヶ月ほど週1で練習がありました。
(ということは単純計算で8回ほどですね。)
そこで、うぐいす嬢経験者の婦人部にみっちり鍛えられます。
(※もちろん、練習も無償です。)

【ウグイス嬢、本番当日】
そうして厳しくて口うるさい婦人部の練習につき合わされ、いよいよ本番。
土日は1日中、平日は夜の1~2時間程度、選挙カーに乗ってうぐいす嬢デビューです。
何度も言いますが、1円ももらっていません。

ちなみに、選挙カーを運転するのは男子部でした。
聞いたことはありませんが、きっとあの方たちも無償。
もしくはお駄賃程度の報酬しか頂いていないと思われます。


今はもうこの制度は無いかもしれません。
(活動家が減少傾向なので…)

練習中よく言われました。
「あなたたちの声を聞いて、”あ、公明党に入れたい”と思わせなさい!」
「車に乗っている間、常に胸中でお題目上げなさい!」
「”天使の声”を街中に届けているあなた方の功徳は無限大よ!」

政策どうのこうのより、やれ題目、やれ功徳うるさかったです。
でもその異常さに、当時は気づく事が出来ませんでした。
毎日毎日、うぐいす嬢の練習・本番、Fの報告、唱題会、家庭訪問・・・
やるべき事はたくさんありました。
考える暇がなかったんです。
「思考停止」ってやつです。

こうして下々のものは思考が停止するほど無償で働かされ、
党はお金をかけずに当選者を出しています。

公明党には、お金かけずに働いてくれる人がいます。

働いてくれるどころか、「福運積めた♪」って喜んでる人までいます。

この辺りの話は、なぜかTV等の報道では全く出てきませんよね…。
_(-ω-`_)⌒)_


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?