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四国遍路〜1日目の気づき

自分の無病息災を願って始めた四国八十八ヶ所巡り。
納め札にもバッチリそう書いた。

でも、いざお参りし始めると、アレしてコレしてと忙しい。
「順番通りにしないとな」とか、「納経をいただきに行かないとな」とか、「いただいたシールや御影を失くさないようにしないとな」とか、「各札所の見所をおさえておかないとな」とか。

でも、何よりもお経を唱えていたら、それに集中して、無病息災のお願いをすることを忘れてしまっている自分に気がついた。
お経を唱えていると病気のことなんて考えない。

そういえば、歴史で習ったよな。
「念仏を唱えるだけでいい」って言った法然さんのこと。
弟子の親鸞さんもそうだったよね?

お経にこんな効果があったなんて。
ただひたすらにお経を唱える。
ただひたすらに次の札所に行くことを考える。

一日目の気づきです。

もう一つの気づきは…
「読経時は真ん中でしないように」と本に書いてあった。
だから、横に避けて小声で唱えていた。
お遍路はお年寄りが多い。
階段近くの手すりを使用する。
参拝者が多い時は特に「手すりの近くでは唱えないようにしないといけないな」と気付かされた。
一生懸命唱えるあまり、そこに気づけなかったことが一回あったので、それからは気をつけようと反省した。


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