見出し画像

広告の仕組み全部理解できていますか?前編

Googleの有料広告の仕組みについて世の中のマーケターと呼ばれる人達は、どれだけ言語化し説明できるだろうか。今日は、きっと数%の人達しか説明できないGoogle広告の仕組みについて説明していきます。

まず、広告を出すということは、見てもらい相手にちゃんと届くようにしないといけません。では、Googleは表示を最適化するために、どのように検索者のデータを取集しているのか。

下記3つです。
①GEO:位置情報
②PERSONAL:個人情報
③ACTION:興味情報

上記の情報を持って、Googleは「どこ(GEO)の誰(PERSONAL)が何(ACTION)に」ベストな情報を広告として提示することができています。

一つずつ解説をしていきます。

まず、GEO(位置情報)です。
これは主に3つの場所からGoogleは情報を拾っています。
・IPアドレス:インターネットに繋がった時の住所
・アクティビティ:検索画面の履歴
・GPS:衛星からの現在地情報

次に、PERSONAL(個人情報)です。
これも主に3つ
・性別
・国
・言語など

最後に、ACTION(興味情報)です。
例えば、
・Cookie:入館許可証
・G-account:Googleアカウント情報
→WEBサイトのクリック履歴や閲覧履歴など


では、Googleの有料広告とはどんなものなのか?
(今回はGoogle adsを題材にしていきます。)

主な広告の種類は、大きく3つ。
・Search:リスティング広告
・Display:バナー広告
・Video:YouTube広告

これら3つの広告が、それぞれ誰に向けて発信されている広告なのか。
どんな用途と特徴を持つ広告なのか、皆様は言語化できますでしょうか?

まず、「Search:リスティング広告」の説明です。
ターゲット層:顕在層
特徴:クリック課金制

次に、「Display:バナー広告」の説明です。
ターゲット層:潜在層
特徴:過去の検索履歴・訪問サイト・ホームページの内容などから抽出

最後、「Video:YouTube広告」の説明です。
ターゲット層:潜在層
特徴:過去の検索履歴・訪問視聴者、インストリーム広告(次にスキップする時に流れているのが該当)

さあ、ここまでこれば広告について下ごしらえは完了しました。

狙っている層にピンポイントで広告を表示するには、Googleはどうやって検索者の情報を収集しているのか。
そして、広告にはどんな種類の広告が存在しているのか。

では、次回は、今回学んだ情報を元にどんな競争性があるのか。
その中で勝つには、どんな対策が必要なのかについてお話ししていきたいと思います。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?