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お役に立つような記事は発信できないかもですが、お箸休め的な事が書ければ。俳優業/その他…

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お役に立つような記事は発信できないかもですが、お箸休め的な事が書ければ。俳優業/その他のお仕事/日々のこと など。

最近の記事

おしえて鍼灸さん

両眼性複視にあらがう私的プロジェクトのひとつとして鍼灸に通っております。かれこれ一年になります。 以前からデスクワークの際、右手はマウスを握り締め、左手の小指は常にコントロールキーの上、そして見えない画面をどうにか読み取ろうと顔をぐっとモニターに近づけ、それはもう毎日ひどい姿勢で過ごしていました。 ある日ついに体が悲鳴を上げ、むち打ちとギックリ腰を同時に患いました。 それまでも単体でギックリ経験はありました。朝起きて目薬をさしたらギクっとなって全く動けなくなり、机の上の

    • 生命についてフワフワ考える

      私たちは動物なので、生きていくのに「食べる」って当たり前だと思っていましたが、この記事を読んで、マシコヒゲムシ(w/細菌)として生きれば消化器官もいらないことに衝撃をうけました。 マシコヒゲムシ 本来肉食のパンダが笹を消化できないっていうのは知ってたけど(腸内細菌のおかげで消化できるようになった)、この隙あらば感というか、生命のポテンシャルって本当にすごいんだなあと思います。 最近メタバースやデジタルツイン、集団的知性のことをポヤポヤと考えていて 集団脳 「文化がヒト

      • 服はおしゃべり

        お恥ずかしながらどうにも服を着るのが苦手です。いや、冬なんて服を着ないと死んじゃうので大事だな、とは思うのですが、服を選ぶのが苦手といいますか…めんどう…。 撮影のお仕事の時はスタイリストさんがいらっしゃる事も多いので、もう本当にありがたいのですが、自分で普段着る服を選ぶ時、多分私のセンスは壊滅的だと思います。 季節や気候によって服を変える、それがまずめんどくさい。 トップスとボトムスの組み合わせを考えるのもめんどくさい。 さらにそれにあう靴やカバンも合わせるなんて、無限

        • ヨガと振動と突然ボブ・マーリー

          実はヨガのインストラクターの資格を持っています。ヨガを始めたきっかけはそれこそ運動したくて始めたホットヨガ。 そのうちにフローの気持ちよさだけでは物足りなくなり「ヨガ」って何?と調べるうちに、ヨガの歴史や深さにどハマりしました。 ヨガはインドの古代医療であり、呼吸や瞑想によって交感神経・副交感神経をコントロールし、アサナ(ヨガポーズ)によって内蔵をマッサージする。 まさに脳と体を繋ぐ糸、ヨガ。 自分の中を深く旅するためには瞑想が必要で、何時間も旅する事が出来る肉体を作る

        おしえて鍼灸さん

          犬派と猫派どちらですか

          よくある質問ですがこれは本当に答えるのが難しい難問だと思います。 団地育ちなので、家で動物を飼うことはできませんでした。 飼えたのは捕まえてきた(ごめんね)コオロギやバッタやウマオイ達などです。 あと山梨に旅行した時に捕まえた白いサワガニ。 カタツムリを飼った時は、夜中彼らの咀嚼音に悩まされました。ジョリジョリと結構すごい音がするんですよね。 (ちなみに "カタツムリ 咀嚼音"でググったら、たくさん動画出てきました。苦手な方もいると思うのでリンク貼りませんが興味ある方はぜ

          犬派と猫派どちらですか

          馬が好き

          はじめて馬に乗ったのはオーストラリアでした。 旅行会社時代、とある高校の語学研修に添乗させて頂きました。研修は二週間で行き先はオーストラリア。プログラムにはアクティビティとしてファームステイが含まれておりました。 滞在したのは家族経営の観光牧場。 そこのお母さんがモーニングティー用にスコーンを焼いてくれたり、娘さんが朝産まれたばかりのヒヨコを連れてきて見せてくれたり。 オーストラリアの壮大な自然の中 朝は森を散歩して 夜は皆で焚き火を囲んで踊ったりして。 「ここんち

          馬が好き

          買ってよかった商品を紹介してみる

          私が一人暮らしを始めた時に買ってよかったものは下記の二つです。 ①ブリタの浄水器 ②ソーダストリーム 生物にとって水は大事。 暮らすなら、何はなくともまずは飲み水を確保したいところ。 日本の水道水は優秀だと思いますが 今年4月に農薬目標値の変更もあったりして やっぱりちょっとは気になります。 ブリタのポット型浄水器は場所も取らないし、 一人暮らしならこれで充分です。 ずっと使ってるけど「ファン」って名前、今知った。 ちなみにボトル型浄水器も持っていますが、飲むときに

          買ってよかった商品を紹介してみる

          あの子やこの子のお母さん

          私が映像のお仕事を始めたのはわりと遅かったので、最初からお母さん役をたくさんやらせて頂きました。 下は生後3ヶ月の赤ちゃんから、もう何人もの赤ちゃんをお母さんとして抱っこさせてもらいました。 ふわふわで、あったかくて、いい匂いのする赤ちゃんを心ゆくまで抱っ…ジュルリ。 はっ、えっ?あっ、お、お仕事ですよ!(←なんか危ない) しっかし可愛いですよねえ。赤ちゃん。 これはもう役得としか言いようがなく、すでに私の俳優人生は最初のこの数年で元が取れているのかもしれません。ありが

          あの子やこの子のお母さん

          お米をたく

          ワタクシ、毎日お米は鍋で炊いています。 炊飯器を落として壊してしまったのがきっかけで、応急処置的に圧力鍋でお米を炊いていたのですが、その圧力鍋の蓋も落として割ってしまい、圧力鍋を普通の鍋として使うようになりました。 気がつくと一年が過ぎ、いつの間にかすっかり鍋で米を炊く人となっておりました。 こだわりもポリシーもなにもない、大変に受動的な理由です。 私の人生に多いやつです(爆) こだわりもないくせに、やり方をご紹介。 ①米をとぐ。 (ある書道家の方が、墨をする時間が一

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          鳥との遭遇

          進化の過程でとことん機能美を選択してきた鳥類って、本当にカッコイイなあと思います。 手をやめる!など思い切ったミニマリズムを実践しているのもすごいところ。 ところで今回は、今まで経験した鳥さん達との出会いの中で特に印象に残ったものをランキング形式でご紹介してみたいと思います。なんとなく。 第3位 「多分前世、私と何かあった鳥さん。」 アメリカ留学中に、日本人の友達がホームステイしているホストファミリーのおうちに遊びに行きました。 そこで飼ってるインコ(だと思う)と目が

          鳥との遭遇

          今の子供達のペットには鷹を推奨したい

          両眼性複視と言うのは、両目で見ると、1つのものが2つ3つにぼやける症状です。 左右ともに片目だけで物を見る時は問題ないのが乱視との違いです。 私は三年位前から、この複視の症状に悩まされています。パソコンなどで仕事をする時、目の調子が良ければプリズム眼鏡(めちゃ重い)を使いますが、それでも見えないときは、単眼視するために眼帯のようなものを使っています。ビジュアル的には海賊、もしくは厨二病をこじらせたような感じです。痛(涙)。 今回は、 「結論から言うと私の眼はタイムマシンが

          今の子供達のペットには鷹を推奨したい

          凡人は必死でそんなフリをする

          守秘義務があるのであまり具体的に語ることはできないのですが、先日行ったオーディションでのお話。 そのオーディションはお題がその場で出され、恋愛に奥手な娘と母親が恋バナをする、というものでした。もちろん私はお母さん役で、台詞は全てアドリブです。 まー、これが全然できなくて。 アドリブ好きな方なのですが、恋バナになると何も出てこないことが分かりました。 母として娘に、結婚を、薦める。 どうにか母親が娘に言いそうな「あんたもそろそろ〜」「いい人いないの〜?」「孫が見たいわ

          凡人は必死でそんなフリをする

          翻訳できない

          今日は日本語教師時代の短いお話。 ある日、私が受け持っていた中級クラスで作文の宿題を出しました。 テーマは「会ってみたい人」 「会いたい人」じゃないところがポイントで、「会ってみたい≒会ったことがない」 基本的に故郷の家族や友達のことは書けない仕組みになっています。 実は、死んだと思っていた友人が人体冷凍保存されていた!など特殊な場面では成立するかもしれないのですが、ややこしくなるので中級ではそこまで説明しません。 ベトナムから来たHさんの会ってみたい人は、韓国のア

          翻訳できない

          時を止めよう

          できれば毎日採れたての野菜や魚を食べたいけれど、なかなかそういうわけにはいきません。 一人暮らしなのでスーパーで買ってきた野菜も一日で食べきる事は難しい。でも野菜は切ったらすぐに酸化が始まるというし。 そこで、とにかく全部凍らせる事にしました。 基本的に一度切って残った野菜は、すべて冷凍しています。方法も、ポリ袋に入れて冷凍庫にポイっとするだけです。 意外となんでも冷凍できます。 にんじんやごぼうなどの根菜類、キャベツや白菜などの葉物野菜。ブロッコリーも洗ってバラバラ

          時を止めよう

          器用な少年のうるさいバイク

          実家の母と電話していた時のこと。 実家には日当たりの良いベランダがあるのですが道路に面していて、週末はバイクの音がうるさいと母は文句を言っていました。大きいバイクは比較的静かに走っているのに、小さいバイクに限って凄い音を出す、とプリプリ怒っています。 しかし母の怒りの声は改造バイクの少年に届くはずもなく、その怒りで傷つくのは母の心と免疫力です。それってばかばかしいですよね。 「人は変えられないけど、自分は変えられる」といいます。 私は母にこう提案しました。 凄い音を出

          器用な少年のうるさいバイク

          浮世についてフワフワ考える

          今日もこじらせてみようと思います。 人生の半分以上を演劇というフィクションの世界に片足を突っ込んで過ごしてきてしまった私ですが、そもそも現実とフィクションの違いはそんなに無いのかも、と最近思うようになりました。 私がちゃんと理解できているのか微妙ですが、社会と言うのが共同幻想だというのは納得です。国家や貨幣など実際には存在しないものを人類はいっせーのせで「ある!」と言うことにして社会は成り立っています。 概念と言うこの世にないものを言葉によって共有できるようになったホモサピ

          浮世についてフワフワ考える