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荘厳な佇まいを持つ伯爵殿。

どうも、Gです。

今回は、ファーバーカステル伯爵コレクションの中でもエントリーモデルに位置するシリーズについて綴ります。

グラフ・フォン・ファーバーカステル
タミシオ  ブラックエディション

タミシオは伯爵コレクションの中でも価格を抑えたモデル。とは言え税込定価¥33,000(R5年10月現在)。簡単に手を出せる物ではありません。

僕自身も購入するのにかなり勇気がいりましたが、この見た目、黒好きとしては是が非でも手に入れたいペンなので思い切りました。

ファーバーカステルが独自開発したというラッカー塗装のマットブラックは、シルキーな手触りでスッと手に馴染む。

ギロシェのブラックエディションはツヤツヤでそれも良いですが、タミシオの落ち着いた雰囲気はまた一味違う魅力がありますね。

二人の伯爵の競演

軽い力で回せて戻りも軽い、回転繰り出し式。仕様なのか個体差なのかわかりませんが、繰り出した後の固定が若干甘い印象。とは言え、使っていて勝手に戻る事は今のところありません。

リフィルはG2規格。初期リフィルはファーバーカステル純正の油性インク、黒のBが装填されています。

日本の低粘度油性インクと比べると、粘度高めの書き心地。これはこれで悪くない。ねっとり感を楽しめます。

僕自身、筆記速度が求められる場面等で使うわけではないので、敢えて純正のまま楽しんでいます。

口金が結構長いので、最初は違和感を感じました。慣れれば何てことないんですけどね。口金が長い分、視界は良好です。

重心バランスもまずまず。軸径は細めで全長が長い。軸のリブパターンによりグリップは効きますが、塗装の質感がサラサラなので、やや滑りやすいかも。

触り心地が良くて、ついつい手に取ってしまいます。指紋も目立ちにくい。造りの良さと共に、塗装の質も高く所有欲を満たしてくれます。

これがエントリーモデル…?

黒好き人間を満足させてくれる真っ黒な見た目が最高な、大人の気品を持つボールペン。ついつい眺めて作業が進みませんが、これからも大切に使っていきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた次回。

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