こんにちはYusukeです。
今日は歯科医師の私が絶対に選ばない方が良い治療方法についてお話しします。

皆さんはブリッジという治療方法、かぶせものについてご存じですか？
なんとなく聞いたことある方、もう既に治療を行ったかた、色々な方がいると思いますが、

これです。
なんとなく物理的にヤバいの分かりますか？

被せものをする真ん中の歯がないんです。
それを両隣の歯で支える形をとるのがこのブリッジの特徴です。
歯周病や虫歯で歯を失ってしまった場合にこの方法で治療を行うことがあります。

普段3本分で負担している噛む力を2本分で負担しなければならない形を取ります。なおかつ両隣の歯を大きく一周削らなければならないんです。
健康な歯を大きく削るのはかなりもったいないです。

地域によってはこのブリッジの治療をしている人が多かったりします。

できるだけ、この治療方法を選ばないようにするべきです。
私は自分の患者さんにはそうやって説明します。

なぜなら私自身が歯を失った場合に絶対に選ばないからです。
自分が選ばない方法を患者さんに勧めることはできません。

一応メリットデメリット載せておきます。

メリット
　　ご自身の歯と同じような噛む感覚を得られる
　　入れ歯と比べて着脱のわずらしさがない

デメリット
　健康な歯を削らないといけない場合がある
　清掃性が悪い
　多数の歯が抜けている場合には対応できない
　破損すると修理は応急的になる
　状態が悪くなってから、他の治療法に変更したくても、変更しづらい

費用
　保険内であれば￥10,000程度