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書籍の仕事が集まってきた

書籍の仕事が集中してきました。そのたびにたくさんの資料をいただきます。いろんな本があるんだなぁと、当たり前ですが笑。わたしは普段あまり本を読む方ではなく、よっぽど興味のあるものしか自分では買わないのですが、仕事の度にさまざまな出会いがあり、普段知らない世界の話を聞いたり読んだりすると、それはそれでワクワクしてしまいます。

過去に、自分があまり好奇心をもって情報収集に行く方ではないことを気にしていた時期がありましたが、いまでは自分の中を空っぽにしておけるこの自分のスタイルがこの仕事にとても向いているような気がしてきました。シーズンが終わると毎度まっさらにリセットされてるので、新規案件がくると興味津々で入り込むことができます。(終わったあとにはまたリセットされて更地状態ではありますが)

わたしは美大生のころ、自己表現ができない自分をだめだと思っていました。好きな表現はあっても、自分や誰かのために自分の内側を表現したいとは思えなかったのです。しかしいまではこの特性があるからデザインに向いているのだと思えるようになりました。自分発信で表現したいことは薄いのだけど、人の表現のためにならいくらでもお手伝いできる。こうして世界の凸凹は組み合わさるようになっているのでしょうか。15年20年経たないとわからないなんて皮肉なもんです。近況を話したかったのだけど脱線して自分の話になっちゃいました。。

いま抱えている書籍案件は個人にフィーチャーしたものばかりが集まっています。インスタグラムで自分の生活を紹介して人気の人、ツイッターで絵を発表して人気の人、リスクの高い選択をしつつも自分らしい形でお店をスタートした人、などなど。もう少し詳しく語りたいけどそれは完成後にあらためて。とにかく個人の時代だなとつくづく感じています。この流れは今後もどんどん膨らんでいくのかなと。いろんな個性が花開いていますし、世の中の人がいろんな個性に目を向けているとも言えます。

話は変わって、さきほど「デザインの仕事って何をするのかわからない人が多い」という話を聞き、なるほどと思いました。そういえば自分も全く知らなかったよなぁと。現場ではいろんなことが起こっています。数ヶ月かけて完成に向かいますから毎度いろんな思考があります。興味がある人なんているだろうか。。なんて思ったりせず、すこしでも共有できるよう努力します笑。自分整理にもなりそうです。

ちょっと短いですが気分で書いちゃいました。
それではまた。

おわり

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