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あなたは、どんなドラマの主人公を演じていますか?自分が創った壮大な人生ドラマ


エゴ(自我)は、ドラマの世界が大好き。

大好きというか、エゴ(自我)のお仕事が、役柄を演じる女優さん・俳優さんなので、彼らが活躍するには、ドラマの世界がないと商売あがったりです。

あれこれ悩んだり、問題があるドラマであればあるほど、演じきったときの達成感を味わえます。

演じる方も、観ている方も、ハラハラドキドキ。

スリル満点のストーリーの方が、楽しいですよね。

始まって、3回目くらいでハッピーエンドになっちゃうドラマ💏💒📺

1面でいきなりボスが出てきて、クリアできちゃうゲーム🍄🐢🎮

それじゃあ、なんの味気もない。

だから、エゴは、苦しいとか大変、難しい方が大好き。

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どんなに苦しい状況であったとしても、実は、それを選んでいるのは自分=エゴ(自我)です。


本当は、何の意味づけもない出来事や状況に、”問題”というレッテルを貼って、悩んだり苦しむことを、自ら選んでいるんです。

気がつかないうちに。

なぜ、わざわざ苦しい方を選んでしまうのか?

そこには、何かしらのメリットが隠れていたりします。

子どもの頃、10代、20代の私、いえ、2年前の私でさえ、苦しい状況を自ら選んでるんですよ。

なんて、誰かから言われていたら、激おこぷんぷん丸だったと思います。

でも、キツいですが、ここを受け入れてしまうと、悩みや問題、苦しみが消失します。

問題を、問題と思わなくなる、と言った方がいいのかもしれません。

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私の場合、わざわざ、いろんな出来事を問題視して、苦しんでいたのは、

💀まだまだ親を許さない!復讐してやりたい!

💀まだまだ親に甘えたい!

💀まだまだ反抗してやりたい!

というメリットがあったのですが、もうひとつ別のメリットがあったことに気がつきました。


それは、まわりの人から「大変でしたね」「そんな大変な状況なのに、頑張ってて偉いですね」と、褒めて貰えるという、メリット。

そして、私自身も、自分で自分のことを、
「私って、なんて健気なの!健気な私、最高♡」と思っていたかったから。


"人よりも苦労の多い人生を送っている私"に、酔っていたのです。

劣等感を感じている自分に、優越感を感じていたんです。

やばいです、イタイです。

かなりの重症の悲劇のヒロインでした。

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これはね、もしかしたら、子どものときに読んだり、観たりした「シンデレラ」や、「小公女セーラ」の影響が大きかったかもしれません。

「シンデレラ」に出てくる二人の義姉たちや、「小公女セーラ」のラビニア(石油王の娘で、セーラをイジメる女の子)よりも、

美しくて、かわいそうで、苦労が多い。

そんなシンデレラやセーラたちの方が、最終的には最高に素敵なハッピーエンドを迎えていました🕊️✨

そんな物語の影響を受けて、幼い私は、

「どうやら苦労が多い方が、報われるらしいぞ?」と、

苦労する人生だったり、誰かにイジメられる役を演じることに、メリットを感じてしまったのかもしれません。

そう、私は人生をかけて、かわいそうなシンデレラまたは小公女セーラとして、ドラマの主人公を演じていたんです。


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【主演:私=シンデレラもしくは小公女セーラ】だったので、

私のまわりの人=家族、友人たちは、私の創ったドラマの登場人物です。


母とは血が繋がっていますが、私は母のことを、

勝手に『意地悪な継母役』に仕立てていました笑


父も、シンデレラやセーラのお父さんのように死んでないけれど☜

仕事が忙しい、休日の日はパチンコということで、家に帰ってこない。

『死んだも同然の父親役』を演じてもらっていました笑

【同姓の友達や、学校の先生にイジメられる】という体験も、小公女セーラに出てくるシチュエーションのまんま。

かわいそうな、セーラ…!!


私は、自分のことをシンデレラや、小公女セーラたらしめるために、まわりの人を勝手に悪役に仕立て上げていたんですね。

書いていて、自分で可笑しくなってきました。

『辛いよ~、苦しいよ~。なんで、私ばっかりこんなに惨めなの??』と思っていた体験が、全ては自らが創り出したドラマだったなんて。

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いま、実際に、辛い悲しい、苦しい思いをしている方にとっては、こんな話、信じられない!嘘だ!

バカにしやがって!!ふざけるな!!

そう思われてしまうかもしれません。

でも、私は、辛い思いをしている方をバカにしたいのでは、決してありません。

あなたが、自分が演じている役に気がつきさえすれば、その辛さも、悲しさ、苦しさも、ぜーんぶ、あなた自身の力で、終わらせることができるんだよ。

このことを、お伝えしたいのです。

もう悲劇のヒロインには懲り懲りよ!と言いたい方も。

どうして、あなたは悲劇のヒロインのままでいることを選んでいるのでしょうか?

悲劇のヒロインのままでいることで得られる、メリットがないかどうか?

ここを、自問自答してみると、何か大きな気づきがあるかもしれません。

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