見出し画像

積小為大(せきしょういだい)

せきしょういだい、と読みます。二宮尊徳の残した言葉ですね。昔は小学生などに銅像があったけど今はどうなんだろう。

心に留まったこの言葉の元になった二宮尊徳の伝記「報徳記」の一部をこちらに残しておこうと思います。

大きなことを成し遂げようとするなら、毎日の小さなことを怠ってはいけない。小事を積み上げるからこそ大事となるからだ。

多くの普通の人は大きなことを成そうとするあまり、小さなことを怠り、できないことを憂うくせに、やればできる小さなことを努めてやらないものだ。

そのため、遂には大事を為すことができない。大事は小さなことを積んでいくからこそ大事となることを知らないからだ。

千里の道も一歩ずつ歩くからこそ成し遂げられる。山を作るのもわずかな土から出来る。

そのことを理解して、小さなことに励んでいけば、大事を成し遂げることは必然であるし、小さなことを疎かににする人が大きなことを達成できないのもまた必然だ。

最近はこうした思想は地味で流行らなくなった気がしますが、日々出来ることを怠らず当たり前にやれるからこそ、大きく成長し成果を残せることになるのでしょう。

自分への戒めとしたいと思います。

ではでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?