気がついたら10月くらいから更新していなかった。

嘘だ、一月くらいに書いたんだけど
やっぱりちょっと消したんだ。

知らない間に冬になってたりした。
何があったっけ、いろんなことがあった。

一月に6キロ太った身体は順調にちょっと減った。
2月から新しい仕事になって、身体がバキバキになって、もう22:30とかには眠くなってしまう。

息子は9ヶ月で11kg超という規格外のデブさを発揮していて、よく笑うようになった。
この前首が座ったばかりなのに、もうハイハイが始まって、もう掴まり立ちをしている。

この前、はバイバイもした。
できないと思ってたことが、すぐできるようになってくる奇跡の瞬間を何度も目にして、その度に熱くなるものがある。

自分の時間なんて全くなくなった。
奥さんはもっとそう。
働いて帰ってきたら、ご飯食べさせて遊んでお風呂入って遊んで寝たと思ったら、もう僕らは眠い。
パッと目を離したら、転んで大泣きしてるから、得体の知れない何かを食べようとしてるか。
そんな毎日、やばい。

これを書きながら、奥さんに言われたんだけど、僕はまだ32歳だった。
今年会った人全員にいま33歳って言ってた。
去年もそんなことがあった。
やばい。

ということでまだ32だったんだという喜びでまた筆を取り直すのだけれども。

先月はライブもたくさんあって
浜松や京都にも行ったし、札幌でも歌えた。

浜松に見にきてくれた人が、車で深夜京都まで送ってくれたんだけど、途中二回エンストするということもあった。やばかった。

熱が出るくらいいろんな新しい人に会えた気がする。それがとても何よりも嬉しかった。

いくら煮詰まっても、煮詰まりたくても
出会った人が救ってくれる。
東京、というか人生、ずっとそうだ。
自分でなんて何にもできてない。

いろんなことがうまくいかなくても、その都度なにか、誰か優しく手のひらで伸ばしてくれる。

その半径内に家族というものがいてくれて
何よりも幸せなんですね。
なかなか日々を発信できませんが。おかげで本当に。

息子の成長を見ていると、何にもしてやれてないのにどんどん新しく日々を過ごしているデカくなってる気がして、逞しくもあり申し訳ないなあと思うことがある。
まだまだ赤ちゃんなんだけど、一生懸命大人に向かって、知らない未来にもう向かっている気がして、勝手に寂しくなったりする。

一緒にいつまでも笑ってあげたいなあと思う。

先月のうじょうとかと飲んでいた時に
具体的にこれからの目標ってなんだろう
という話になって
もちろん売れたいですとかめちゃくちゃありますが、うまく言語化できないままの時に
ボソッとのうじょうが
「小形はずっと好きな人とただ幸せに暮らしたかっただけだよね」
と言ってくれたのが、本当はとてつもなく嬉しかった

誰かに認められるために、とか
もちろん音楽はもはや生活なので
お金とかいろいろあるんですが
知らない間に音楽自体が手段や目的と化していた気がして
そこにうまくアジャストできない自分もいたのだけれど
ただ幸せになりたかったんだなあ、と
思うときちんと腑に落ちる

音楽がどうこうじゃないのだ、っていうのがわかって、ちょっと楽になった。

いまは余裕はないけれど少し、その部分が少しだけ埋まってきてて、
だから歌いたくないとか書きたくないなんて一切なくて、そんな上でむしろ歌いたいってと思えるのが、
自分の最近だ

そんな気持ち経験したことないから、自分でもわからないのだけれど

新しい曲で「忘れない！」という歌が
つい3日前とかに完成した
これがはちゃめちゃに良い曲で

歌って書き終わったら、すぐじゃあ次、みたいな気持ちになるんですが
まだ読後感が続いている曲

早く形にしたいですね、そうですよね

最近工藤ちゃんが呟いてくれてた

「グッナイさんの歌にあるように、この人は私の東京だったんだ、と思える人や歌があったし、逆にもう東京、杉並中野高円寺、そういうとこにいる必要はないんだなって思う」

という文章が本当に好きで
二、三日ずっとこのことについて考えてた

僕の音楽をタイミングで必要としてくれてた
人たちのこともたくさんいたと思うし
僕自身もそういう音楽や風景がたくさんあって

それが高円寺だったりライブハウスだったり、薄皮重ねるみたいに希望を照らした１日ずつの繰り返しだったし

僕らは先述した活動をしているから、ライブの動員やらそういう大したこともないことで悩んでしまいがちなんだけれど

記憶に根付いてる音楽や場所がたくさんあって
そういうものを瞬間瞬間たくさん作っていければ良い
曲や現場で

ただただ、思い出をなぞるように身を投じるんじゃなくて、費やすんじゃなくて
たとえ過ぎ去っても、思い出せなくても、生きてるものがある安心感が日々を募らせる

そんな歌です。

途中で何書いてるのかわからなくなってきたので、これくらいにします。

文字を書くっていいなあ、と思いました
打ってるんだけどね

もう春だね、
って優しく会えますようにまた