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#53_やさしく、ただしく、おもしろく。

やさしく、ただしく、おもしろく。

私がとても大事にしているフレーズです。

子どもたちが「やさしく」なっていってほしいと思っています。「やさしさ」の対象は、自分自身であり、他者であり、社会です。

子どもたちが「ただしく」なっていってほしいと思います。何が「よい」ものであり、「ただしい」ものであるのか、子どもたち自身が問い、考え、答えを出し、他者とともに共通了解をつくっていってほしいのです。

子どもたちが「おもしろく」なっていってほしいと思います。夢中になれるものを見つけておもしろがってほしいし、一緒におもしろがれる仲間を見つけてほしい。そして、子どもたち自身が「おもしろい人」になってほしいのです。

そんなわけで、私はいつでもどこでも「やさしく、ただしく、おもしろく」という理念を大事にしています。

今、少しずつ、「ナスビの学校」の設計図をつくりはじめています。

「ナスビの学校」の経営ヴィジョンには、この「やさしく、ただしく、おもしろく」というフレーズが入っています。

「やさしさ」とは「共生の作法」です。

子どもたちが、自分自身とともに、どのように生きていくのかを探究します。子どもたちが、他者とともに、どのように生きていくのかを探究します。子どもたちが、社会のなかで、どのように生きていくのかを探究します。子どもたちに身に付けてほしいと願うのは、そのための「共生の作法」です。

「ただしさ」とは「鑑識の技法」です。

子どもたちが、何が「よい」のかを、自分で探究します。そして、自分が「よい」と思ったものごとを、他者と確認しあいます。他者との対話を通して、私たちが「よい」と思うものごとを明らかにしていきます。そして、どうして私たちはそのものごとを「よい」と思うのか、その理由も明らかにしていきます。子どもたちに身に付けてほしいと願うのは、そのための「鑑識の技法」です。

「おもしろさ」とは「探究の魔法」です。

自分で立てた問いへの答えを探し続けること、考え続けること、試行錯誤を続けること。そのおもしろさに憑りつかれた子どもたちは、自分自身で学びを進めていくことができるようになります。子どもたちにかかってほしいと願うのは「探究の魔法」です。

「共生の作法」「鑑識の技法」「探究の魔法」

この3つを学校経営の柱として据えれば、学校全体のカリキュラムを創造していくことができます。これまでのカリキュラムを整序し直すことができるようにもなります。

「ナスビの学校」は「共生の作法」と「鑑識の技法」を学び、「探究の魔法」にかかることのできる学校です。

「やさしく、ただしく、おもしろく。」

このヴィジョンに基づいた「ナスビの学校」の設計図を、もっと具体化していきたいと思います。

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