スタッフ採用にかかっているコストの平均ってどのくらい?
皆さん、こんにちは!
スタッフを辞めさせないお店作りコンサルタントのうえっちです!
お店を運営している店長・オーナーの方は昨今のスタッフ確保が厳しい中、日々スタッフ採用などの活動を行っておられるかと思います。
今回はそんな皆さんが普段あまり意識することが多くないであろう、スタッフ採用にかかるコストの平均に関して書いていきたいなと思います。
皆さんはスタッフを採用するために、どのような活動を行っておられますか?
店頭にポスター・タウンワークなどの媒体・友人紹介といったものが一般的ではないでしょうか?
採用コストにはこれらの募集費だけではなく、面接や教育する際の人件費や備品関連も含みます。
それらを含まれると実際にはどれくらいどれくらいかかっているのか気になりますよね?
また自分のお店は採用コストを使いすぎなのか、逆に少なすぎなのかなども見ていかないといけないかもと思われる方もいるかもしれません。
そんな疑問を持った皆さんに採用コストに関して書いていきますね。
採用コストの平均額
では早速ですが、採用コストが平均どの程度かかっているのでしょうか?
店舗での採用は主にパート・アルバイトの方ですよね。
2019年のネオキャリアの調査によると平均採用単価は¥63,750とのことです。
少し前までは約50,000円とよく言われていましたが、年々採用単価が上昇してきているとのことです。
これは1人当たりの金額になりますので、決して安くないですよね(-_-;)
効果的に採用しないと、利益を出す上でかなりの障害になってしまいます。
採用コストって具体的にどんなものがあるのか?
先程採用コストに関して書きましたが、果たして一体採用コストってどんなことに費用が掛かっているのでしょうか?
先程も書きましたが、意識しないと非効率になり採用コストはどんどん膨れ上がります。
内部コスト
内部コストといわれるものは、自社内でかかるコストのことです。
具体的には
面接に関わる人の人件費
募集媒体などの作成に関わる人の人件費
自作ポスター作製などの製作費
友人紹介での謝礼金
などなど
細かく言っていくとまだまだ出てくると思いますし、会社やお店によって独自のもので費用が掛かっている場合もありますね。
内部コストは幅広い範囲になるため、意外に費用が掛かっているなどは良くあります。
一度、リストにしてみて実際の費用などを明確にしてみてください。
外部コスト
外部コストは外部に依頼してかかる費用全般のことです。
こちらは内部コストに比べ、比較的わかりやすいですね
求人広告費
求人チラシなどの製作費
正社員採用になると研修費や会場費なども含まれますが、アルバイトの採用に限ると上記の2点がほとんどだと思います。
採用コストを適正にする
採用コストは何も考えないでいると、気づかぬうちに膨れ上がります。
その中でも内部コストに関してはマニュアルなどでシステム化することで、無駄を省くことができるようになります。
またマニュアルがあれば、だれでもできるようになり、店舗の生産性の向上につながりますよ。
特に採用に関しては、店長やオーナーが関わっていることが多いとは思いますが、システムになればアルバイトのスタッフに面接採用を委譲することですら可能になります。
面接に関わるマニュアルを作成する
応募~面接日程調整~面接までの流れは、比較的簡単にマニュアル化できます。
また採用する上でのポイントは【応募】~【面接日程調整】までの時間をいかに早くするかが非常に重要になります。
応募してきている人は、少しでも早く仕事を決めたいと思っています。
そのため応募してからの反応が遅ければ、どんどん別のお店に応募をしていきます。
応募~日程調整までの流れは、リスト化しておけばスムーズです。
このリストは1週間単位がおすすめです。
めちゃくちゃ簡単なもので、だれでも作れるようなのでOKです。
もし応募の電話がかかってきたら、リストで必要事項を聞いて、右側の面接日程から決めるだけ!
この作業を店舗で働いているスタッフができるようになるだけでも、内部コストが削減されます。
実際の面接に関してもチェックリストやどんなことを質問するかなどを1つ1つ具体的にしておくと、だれでもできるようになります(多少の練習は必要ですよ)
【例】
①履歴書の内容を確認する
②自宅からの通勤時間を聞く
③なぜこのお店に応募したか聞く
こんなレベルでチェックリストを順番に質問していけば良い状況にするだけです。
店長やオーナーが実際に自分の面接内容を文字にしていけば、簡単にチェックリストは作成できますよね
まとめ
今日は『スタッフ採用にかかっているコストの平均ってどのくらい?』に関して書いてきました。
採用コストは普段は細かくは考えることは少ないかもしれませんが、年間を通じてみると、かなりの金額になることもしばしばです。
この記事をきっかけに、ご自身のお店ではどのくらいコストがかかっているのかを具体的にしてみてください。
またどれにどのくらいコストがかかっているかを明確にすれば、少し考えるだけでコスト削減も可能です!
ぜひ積極的に取り組んでみてください。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
ではまた!
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