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2022 畑で育てる一粒万倍コメ日記①:苗床を仕込む

2022.2.23
先日、田んぼを7畝お借りできる機会と
自然農のお米づくりを教わる機会を得て、
最初の苗床作りをしました。

お借りしている田んぼ 7畝 左の土が見えているところが苗床

川口由一さんの自然農の本を貸してくださって、生き物やその場所の自然が作り出す環境を可能な限り変えないで栽培をするという考え方。自分の信じることを貫き通す生き方、身体の状態に対しての対処の仕方、感銘を受けて何度も何度もお読み直しました。

田圃は3年間何もしてない場所らしく、
草と虫たちの亡骸の層が出来上がっており
粘土質の土と聞いてはいたものの
土は絨毯みたいに柔らかくなってました。
確かに耕してる田んぼとは土の感覚が全然違う。

種籾は田植えをする場所にまくということで、
田んぼの中に苗床作りを行います。
両側から手が届く幅1.2m×5mの長さの区画に棒を刺し、区画内の草を刈り、根っこを切って、区画の端へ寄せ、その上からたっぷりの糠と油粕を撒いて、藁を被せ、よけた草をのせ、さらにその上に棒を乗せる。

その状態でゴールデンウィーク明けまで置く。
読んて実際に身体を使って行うと
その感覚が掴める感じがしました。

今年も畑で陸稲をやるために、
カンドリの庭で同様に準備をすることに。

表面の枯れ草をとって糠と油粕を撒きました

私が暮らす場所は、まだまだ寒くて
特に風(八ヶ岳おろし)が吹いていると
その寒さは陽が出ていても凍えるほど。

⁡陽が出て風がない日は昨日でした。
今年初めての畑作業
朝方の土は凍っていますが、
昼になるとフカフカになるカンドリの庭

藁をかぶせて寝かせます

稲藁は昨年のものを使い(小さな循環)

作業をしていると、すぐ近くまでモズがやってきて、じっと見ては、時折、私の視線が外れた時に土にダイブしてすぐ飛び立つことを繰り返してました。

⁡生き物と共に暮らす

⁡子供の頃は見つけたら追い回していましたが、
そこにいてくれてありがとうという気持ちで接すると、生き物も警戒せず、近くで遊んでその様子を見せてくれるんだなぁと、しみじみ感じる出来事でした。

⁡今年のお米もおいしくなりますように

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