みやすけの英語ポエム タイトル a Petals

詩タイトル【花びら】

それは幽かなサインだった とても小さく揺れながら

花びら それは咲き誇る瞬間を彩るもの


そう それはまるで河に流れて行く あの瞬間

しかし 花々がその姿のままでいられたのは

何ものよりも早く過ぎ去る現実の中で

すべてが寂しい世界になってしまうから


それでもただ 花々は運命に翻弄されながらも咲き誇る

それはまるで 無数の空隙から 記憶の破片が零れ落ちるように


それでも 花は咲き誇る

たくさんのかけらが輝く その最中にも

誰かに この願いが届く事を祈っているから


そして 花びらは弧を描いて落ちていく

そう その優しさを ただ秘めながら 

それは いくつもの時間を超えていくのだろう


すべての終わりは 命を終えた無数の花びらの中に

それは華やかな日々をまといながら

再び あの季節が訪れるのを 待っている





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?