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テーマを学ぼう②「宇宙関連」👆写真は野村證券より

割引あり

◆2024年1月12日(金)三菱重工「H-IIAロケット48号機」打上げに成功しました!


また、後継機の「H3ロケット」も2月17日打ち上げに成功!
日本企業の素晴らしい技術力に日本中が沸きました。
日本で全く新しい大型ロケットの打ち上げに成功したのは「H2」の1994年以来30年ぶりとなりました。
今回の成功が今後の宇宙事業の拡大に繋がる事を願うばかりです。

このnoteでは、関連企業とその事業内容や技術詳細を記載してあります。
銘柄をクリックすると、企業HPまたは、関連サイトへ飛びます。


先ずは日本を代表する「宇宙関連企業」の👉「三菱重工業」について知りましょう!

◆2040年には100兆円、2050年には300兆円規模へ!

宇宙産業全体の市場規模は、現在38兆円と言われています。
2030年に70兆円規模…成長の勢い増す宇宙産業、日本は世界に存在感を示せるか?が課題となります。

2017年に内閣府宇宙政策委員会が発表した「宇宙産業ビジョン2030によると、、宇宙利用産業も含めた宇宙産業全体の市場規模は1.2兆円でしたが、
2030年代初頭に2兆4000億円に倍増するとしています。

近時の宇宙産業は急速な商業化に向けた転換期を迎え、衛星データを活用したソリューションビジネスに加え、小型衛星コンステレーションによる高頻度観測サービス、軌道上サービス、宇宙資源開発など、「ニュースペース」と呼ばれる領域でベンチャーを中心とした新たなビジネスプレイヤーやビジネスモデルが急速に成長しつつあります。

宇宙機器産業については、一般社団法人日本航空宇宙工業会がまとめており、2020年度の宇宙機器関連企業の売上高の合計額は、3,521億円となっています。このうち、内需が3.395億円、輸出高が126億円となっています(参考)。
内需という意味ではその多くを政府が占めていますが、日本では、内閣官房、文科省(JAXA)、経産省、気象庁などが関連予算を有し、宇宙開発を行っています。

◆国際宇宙ステーションについて

国際宇宙ステーション(ISS、International Space Station)――それは、アメリカやロシア、ヨーロッパ、日本、カナダなどの15の国々が協力して建造した、宇宙に浮かぶ巨大な有人実験施設で
「国際協力と平和のシンボル」でもあります。

重力の影響を受けにくい、そんな特殊な環境下で物質・物理科学、生命医科学、天文学、教育をはじめ、人類の未来を切り開くような、さまざまな実験や研究が日夜行われています。

◆国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟


●「きぼう」を担当する主要な企業は
・株式会社IHIエアロスペース
・川崎重工株式会社
・三菱重工業株式会社
・三菱電機株式会社
・株式会社日立製作所
・日本電気株式会社(NEC)
・株式会社エイ イー エス
・三菱スペースソフトウエア
・TSIソリューションリンク株式会社
・有人宇宙システム株式会社
・宇宙技術株式会社

この他にもなんと「約650社の日本企業」が、
きぼうの開発及び運用に関わっています。
(JAXA調べ)

2024年2月22日に「きぼう」利用シンポジウム2024が開催されました。
詳細は👇ISS「きぼう」利用シンポジウム2024
https://www.youtube.com/watch?v=fjzFFrRMQKg

JAXA/HPより
宇宙関連マインドマップの一部

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