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自分の心の声を聞いてますか?

仕事や育児をしていく中では自分の思うようにいかなくてイライラすることがありますよね。

そうしたイライラが常に自分から離れない。

こんな苦しさを感じている人も多いんじゃないかと思います。
僕も以前は「何も楽しいことがない」「生きがいもない」と気持ちが低空飛行の毎日でした。

今、イケイケで生きてるかというと違うんですけど、案外自分は小さな楽しみだったり小さな嬉しさもあって、悪くないなと感じながら生きることができています。

点数で評価するなら60点~70点。100点まではまだあるけどそれなりに手ごたえを感じながら毎日を過ごせている実感があります。

かつては「長生きなんて絶対にしたくない」と毎日唱えていたので結構大きな変化だと自分では思っています。

自分なりには前向きな変化を感じられているのですが、この変化にいたるまでにやってみたことをまとめていきたいと思います。

自分の心に問いかける

生きていればイライラすることってよくありますよね。

イライラだったり、無気力だったり、絶望だったりそのへんにめっちゃ転がってます。

世の中にはそれをうまく消化しつつやっていける人とうまく消化しきれない人がいます。

消化しきれる人って何が違うかっていうと「自分の心の声を素直に受け止められる人」だったり、結構な頻度で「自分の心に問い合わせしてる人」だったりします。

「おーい!ワイのメンタル君、調子はどうー?」って。

消化しきれない人は逆で、心に問い合わせしてないんだと思うんです。
で、僕も心に問い合わせしてないタイプでした。

「これくらい乗り越えられなくてどうすんの?」
「他にはもっと苦労してる人だっている。自分はめぐまれてる!」

なんて思って、気持ちに耳を傾けてなかったんです。

自分の心に素直になれば生きやすくなる

だからやってみたのが「自分の気持ちに問いかけをすること」
「今はどんな気持ち?」って問いかけてみるんです。

悲しければ「悲しい」と言いますし、腹が立っていれば「ムカつく」と心は返してきます。

これをモヤモヤとした気持ちが生まれる度に繰り返していきました。

何度も何度も繰り返していくうちに問いかけをしなくても自分の気持ちをスッと受け入れることができるようになったんです。

昔やっていたスポーツも大人になって何年もやっていなければ感覚が鈍りますよね。昔は体に染みつくほどやったのに。

心も同じで使っていないと自分の気持ちがわからない不感症になるんだなとそのとき実感しました。

自分の心の声が聞ければ「ストレスたまってきてるな」と早い段階で気づくことができるので対処も早くできるようになります。

問いかけは自分の感情に気づくきっかけ

気持ちが不感症になっていると、積み重なったモヤモヤが大きくなってからでないと自分自身気づくことができません。

当然大きなモヤモヤを解消していくのは大変な労力が必要になるわけです。(今、僕が60~70点と感じるのはまだモヤモヤが処理しきれていないからなのかも)

大きな問題ってどこから手をつけたらいいかわからなくなるし、そもそも手をつけること自体とても億劫になります。

問題が小さければ「あ、今日はちょっと調子悪いからさっさと寝よ」と思って早寝してたら次の日には大体忘れてたり、「ま、しょうがないか」って思えたりするんです。

自分の心に問いかけて、感情のアンテナの感度を良くしておく。自分の心がどうなっているかに気づく。

だから小さなうちに処理ができるんです。

心への問いかけは思考の整理につながる

イライラしてるときって感情に支配されている状態です。

一方で問いかけへの答えって一種のアウトプットだと思っています。

「今の気分はどう?」
「ムカついてる」
「ああ、腹が立ってるんだね」

こんな会話を脳内でしているわけなんですが、「ムカついてる」で感情を言語化しているんです。

そして「ああ、腹が立っているんだね」って自分の気持ちに寄り添う言葉を自分自身にかけています。

こうすると一度感情が言語化されてアウトプットされ、明確に自分の気持ちに気づくことができます。

アウトプットを行うことで頭の中が整理できます。

思考が整理されるから、すぐに対処しよって気持ちの切り替えにつながります。

だから
「さっさと寝よ」とか
「シュークリーム買って帰ろ」とか
「ちょっと散歩して帰ろ」
といった気持ちの切り替え行為にサクッと移れるわけです。

思考の整理は負の連鎖を止める

ネガティブな感情になっているときって、脳はそれを裏付けそうなことを次々と連想しちゃうようなことを考えてしまいます。

思考の整理をすることでそれ以上に悪い情報を集めるのを止められるんです。

仕事で上司にミスを指摘されて凹んだ。
そういえば同僚が上司と二人で話していた。
あれは自分のミスを報告していたんじゃないか…。

こんな想像をしたことありませんか?

落ち込んでいるときはこうして確証のないことも悪い方向に結びつけてしまうということを起こしてしまいます。

自分への問いかけはこうした連鎖を起こさないようにする意味合いもあります。

問いかけを何度も繰り返す

自分の今の気持ちを素直に感じられるって大事なことだと思うんです。

うまく発散できる人は自然とそれができるけれど、僕は不器用なのか意識しないとできない。

だから何度も何度も自分への問いかけを繰り返しています。

何度も繰り返していくとだんだんと自分の感情を素直に感じて表現できるようになってきます

これまでのクセで自分の感情にフタをし続けてきたので時間はかかりました。でも今は悲しい・腹が立つ・嬉しい・寂しいといった感情を素直に感じ取ることができるようになりました。

表向きの感情と背景にある感情

イライラするといった感情は表向きの感情です。
そのイライラは何によって引き起こされているかというのが背景にある感情。

自分の感情を素直に感じることができるようになると、背景にある感情にも気づきやすくなります。

ミスをして凹んでいる。
その後ろには「恥ずかしい」「迷惑をかけてしまった」といったものがありますよね。

自分の感情に素直になればこうしたものにどう対処したら良いかという建設的な考え方ができるようになります。

「恥ずかしい」という感情なら向き合って「ミスは誰にでもある」という考え方もできます。

「迷惑をかけてしまった」と思うなら迷惑をかけた相手にお詫びの言葉をかけるとスッキリしたりしますよね。

自分の感情に気づくことはこうした行動に結びつく対処を考えやすくしてくれるんです。

自分の心への問いかけ、してみてください

「今、どんな気持ち?」って自分の心に問いかけること。

この問いかけは

  • その感情になる背景にあるものに気づくことができる

  • ネガティブな感情は早く対処ができる

  • ポジティブな感情はこれまでよりも大きなパワーになる

  • 感情に支配されない生きやすい毎日を送ることができる

というメリットがあります。

はじめのうちは上手に対処できないかもしれません。
でも、何度も何度も自分の心に問いかけてみてください。

だんだんと素直に感情を受け止められるようになってきます。

自分ではなかなかうまくできないという人は一緒にどうしたらうまくいくか考えます。

LINEから話しかけてみてください。
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